ガチガチの肩・背中は広背筋をほぐしてリセット!肩こり改善に効果的な簡単四つ這いストレッチ

 ガチガチの肩・背中は広背筋をほぐしてリセット!肩こり改善に効果的な簡単四つ這いストレッチ
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須藤玲子
須藤玲子
2024-03-16

なかなか改善されない肩こりに悩む人必見!今回は、肩~背中~腰までほぐす簡単なストレッチのご紹介です。背中の大きな筋肉「広背筋」をほぐすことで、肩まわりだけでなく上半身に溜まった疲れをリセットします。四つ這いの姿勢から行う簡単なストレッチなので、早速試してみませんか?

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広背筋が硬くなるとどうなる?

広背筋は、背中の中心部に広がる筋肉で、左右の脇腹から脇の下辺りまで繋がっています。肩甲骨や腕を動かす時、胴体を左右に回転させる際に使われる筋肉です。また、胸郭を支えて深い呼吸をサポートする役割もあり、呼吸にも大きな関わりがあります。

広背筋
イラストAC

広背筋が硬くなると、正しい姿勢を維持することが難しくなります。巻き肩や猫背になりやすく、姿勢の乱れからさまざまな不調が起きることも…。「肩こり、背中の張りや痛みが慢性化している」「ヨガをしてもなかなか呼吸が深まらない」そんな場合は、広背筋がガチガチに硬くなっているかもしれません。

不調を改善するためには、普段から正しい姿勢を意識すること、また、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢を続けないことが大切です。そのうえで、適度な運動やストレッチを行い、広背筋の柔軟性を保つ意識すると良いでしょう。

肩こり解消!背中も腰も楽になる簡単な広背筋ストレッチ

四つ這いから行う簡単なストレッチです。お風呂上りや寝る前など、リラックスしてやってみましょう!

やり方

1)手は肩幅、膝は腰幅を目安にして四つ這いになる

四つ這いの姿勢
Photo by Reiko Sudo

2)右手はそのままにして、左手を右手の前の床につく

四つ這いから左手の前の床に右手をついた体勢
Photo by Reiko Sudo

3)息を吐きながら右肘を床に下してお尻をゆっくり後ろに引く。視線は後ろを振り返るように右側、もしくは下向きの楽な方向に向ける(広背筋左側のストレッチ)

左手の前の床に右手をついた四つ這いからお尻を後ろに引いた体勢
Photo by Reiko Sudo

4)呼吸と共にゆっくり10秒キープする

5)四つ這いに戻り反対側も同様に行う(広背筋右側のストレッチ)

ポイント

肩~背中~脇腹や腰までじっくり緩めて伸ばすストレッチです。斜め前に伸ばした腕は、なるべく遠くの床につきますが、肩や首が緊張しないように注意しましょう。リラックスして行うことが最も大切なポイントです。お尻を後ろに引く時は、腰を反らさないこと。背骨のスペースを保ちながら背中を広げます。
お尻はかかとから浮いていても構わないので、楽な位置でキープしましょう。肩~背中~腰まわりの力を抜いて、心地よくストレッチしてくださいね!

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト



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四つ這いの姿勢
四つ這いから左手の前の床に右手をついた体勢
左手の前の床に右手をついた四つ這いからお尻を後ろに引いた体勢