〈新玉ねぎの活用法〉揚げ物料理がさっぱり生きかえる「リメイク調理法」
揚げ物を作りすぎたり、買いすぎた時などは、甘酸っぱい南蛮漬けにリメイクするのがベスト。油っこい味をくるっと変えられて、日持ちもします。さらに生でもさっぱり食べられる旬の新玉ねぎを使えば、調理も簡単。血液もサラサラです。一度作れば忘れない、シンプル南蛮ダレの割合でご紹介します。
血液サラサラ効果の新玉ねぎ
緑がかった色合いが若々しい新玉ねぎ。皮が薄くて水分量が多く、辛みがおだやかで生サラダでも食べやすいのが特徴です。
玉ねぎを切ると出るツンとした辛み成分は「硫化アリル」。血液の凝固を防ぎ、サラサラにしてくれる効果があります。
また、血中コレステロール値を抑えて、動脈硬化や心臓病の予防も期待できるとか。油っぽい揚げ物などと一緒に取るのが最適な成分ですね。
そんな水々しさを与えてくれる新玉ねぎを使って、揚げ物リメイクの南蛮漬けのタレを作っていきます。
新玉ねぎの南蛮漬け
イワシやアジの竜田揚げ、鳥の唐揚げ、野菜の天ぷらなど、揚げたものや買ってきた揚げ物に、タレをかけるだけの南蛮漬け。
タレの割合は、しょうゆ、お酢、みりんが 1:1:1。一度作ったら忘れないシンプルさです。
新玉ねぎのシャキシャキ感とタレの酸味で、揚げ物を美味しくリメイクします。
【材料】
・新玉ねぎ‥‥‥‥‥‥‥150g
・にんじん‥‥‥‥‥‥‥30g
・竜田揚げや天ぷら‥‥‥適量
(南蛮タレ)
・しょうゆ‥‥‥‥‥‥‥70g
・お酢‥‥‥‥‥‥‥‥‥70g
・みりん‥‥‥‥‥‥‥‥70g
【作り方】
1. 新玉ねぎを薄切り、にんじんを千切りにしておく。
2. 鍋に調味料を入れ火にかけ、ひと煮立ちさせたら火を止め1を入れ、5分ほど味を染み込ませる。
3. お好みの龍田揚げや唐揚げをバットなどに入れ、2の南蛮だれを適量かけ、野菜を上に乗せる。
4. 5分ほど味を染み込ませたら皿に盛り、お好みでルッコラやパクチーなどを散らす。
チキン南蛮などにも
シンプルな割合で使いやすい南蛮タレは、チキン南蛮などの鶏肉や、ナス天などの味しみが良い野菜の天ぷらなどにもすごく合います。
買ってきたり、作りすぎた揚げ物の半分を南蛮漬けにするだけでも、すごく手の込んだ料理のようになりますね。味のアクセントも付きますよ。
揚げ物が食べたいけどさっぱりもしたい時の南蛮タレ、ぜひお試しください。
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
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