【春が旬のいちご】ポイントは3つ!「甘いいちご」の選び方を管理栄養士が解説

 【春が旬のいちご】ポイントは3つ!「甘いいちご」の選び方を管理栄養士が解説
AdobeStock

甘くて美味しくて、好きな果物の上位に位置することも多いいちご。今では、全国でさまざまな品種も誕生していろいろないちごを楽しむことができます。また、毎年いちご狩りを楽しむ人も多いかもしれません。そこで、今回は美味しいいちごの選び方をご紹介します。

広告

いちごの旬はいつ?

クリスマスケーキにいちごのイメージが強いことから、いちごの旬は冬と勘違いされることもありますが、実は、春から初夏にかけてが旬の時期になります。春にいちご狩りに行くという人も多いはずです。

いちご栽培のイメージ
by写真AC

いちご選びの基準は?

いちごと一言でいっても、現在はさまざまな品種のものが市場にも出回っています。品種によって、見た目や味が変わるのはもちろんですが、同じ品種のいちごでも収穫時期によって、味が変わります。美味しさの感じ方は人それぞれです。甘さが強いものがよいのか、酸味があるものがよいのか、自分自身の好みを考えてみるのをおすすめします。

美味しいいちごの見分けポイント3つ!

今回は「甘いいちご」を選ぶ時のポイントをご紹介します。

いちご
by写真AC

艶がある

全体にムラなく赤色になっており、ツヤツヤ光沢があるものが熟しているひとつのサインです。ヘタの周辺も赤く色づいていることを確認しましょう。また、ヘコミや傷がないことも選ぶ時に見たいポイントです。

ヘタがピンとしている

ヘタは濃い緑色で、ピンと反っており、みずみずしいものが、美味しい証拠であると言われています。鮮度が落ちてしまっているものは、茶色や黒っぽくなってしまっているため、避けることをおすすめします。もし、手元にこのようないちごがある場合、できるだけ早く食べましょう。

つぶつぶ感がある

いちごの表面には、つぶつぶの種が見えています。この種が埋もれる形でギッシリと詰まっていることが、果肉全体に水分がしっかりと行き渡っており、美味しさのサインとも言われれています。

美味しく食べるためのポイント3つ!

美味しいいちごを選べたとしても、食べ方でも甘さの感じ方が変わってしまうのがいちごです。そこで、誰でもできるいちごを美味しくポイントをしっかりと押さえて食べてみましょう。

いちご洗うイメージ
by写真AC

ヘタのついたまま洗う

いちごは、女性に不足しがちなビタミンCや葉酸などのビタミン類が豊富に含まれています。ヘタを落として水洗いすると、ビタミンCは流れやすくなり、果皮が弱ることで水っぽくなりやすいです。そのため、食べる直前にヘタがついた状態で、やさしく振り洗いすることをおすすめします。

常温に戻してから食べる

冷蔵庫保存になるいちごですが、冷たいと甘みを感じにくいと言われています。そのため、食べる少し前から冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておくことをおすすめします。

ヘタの方から食べる

いちごは先端の部分の方が甘さが強いです。ついつい持ちやすいからと、先端から食べがちですが、どんどん甘さが弱い方に食べていくことになってしまいます。そのため、いちごの甘さをしっかりと感じたい場合、ヘタの方から食べることをおすすめします。

旬のいちごを美味しく楽しもう

いちごは食べられる期間が限られている果物です。旬の時期のいちごの美味しさを堪能するためにも、ぜひ、選び方や食べ方に気をつけて、今年はいちごを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ライター/管理栄養士 亀崎智子
管理栄養士×セラピスト(野菜ソムリエ・中級食品診断士 )。食に関する講演や記事執筆・監修、体の本来の機能を取り戻すお手伝いをする整体のセラピストとして、家族丸ごと体の内と外にゆとりをつくるサポートを行っている。また、満月の日に、乾物と塩で作るふりかけと即席スープの素の製造販売も行っています。インスタグラム:kamegohan0528

広告

AUTHOR

NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

いちご栽培のイメージ
いちご
いちご洗うイメージ