郵便物やチラシ、どうしたらたまらない?散らかりにくい仕組みを作るポイント

 郵便物やチラシ、どうしたらたまらない?散らかりにくい仕組みを作るポイント
Photo by M-select

日々の暮らしで入ってくる郵便物やチラシが、テーブルの上にほったらかしに…(私も前はそうでした)お子さんのいらっしゃるご家庭だと、学校からのプリントの管理が大変というお声もよく聞きます。テーブルの上をごちゃつかせがちな紙たちをどうすればいいか?どのご家庭でも共通して大事になるのが【仕組みづくり】です。

広告

仕事から帰ってご飯の用意や洗濯物を取り入れたり、することがたくさんある方こそ、散らかった後に片付けなくてすむように取り入れてほしい。【すぐ処理する】習慣が、片付けも、気持ちもラクにしてくれます。

郵便物やチラシを【すぐ処理する】

まず、要らないものを処分します。郵便物やチラシをすぐにチェックし、クーポンだけ抜いたら残りはすぐ処分、大切なお知らせは保管ボックスに入れる。家族宛はその人のレターケースへ。この仕分け作業、1分程度の小さな習慣が、散らかりにくく、書類を探すイライラと時間を節約し、心のゆとりをもたらしてくれます。

とはいえ、すぐにやればいいとわかっていても、めんどくさいと続きません。そこで、めんどくさいをできるだけ減らす工夫が大事になります。ムリなく続けられる【すぐ処理する仕組みづくり】のポイントを2つ紹介します。

すぐ処理する仕組み① ゴミ箱

家に入って、郵便物を持ってキッチンに向かう場合、キッチン(またはリビング)のテーブルで仕分けする方が多いのかなと思います。その仕分けする場所の近くに、ゴミ箱を置いてあげます。仕分けして、ゴミをすぐに捨てる。ゴミ箱が離れた場所にあると、後で捨てようとそのままテーブルの上にたまりやすいです!

キッチンではなく玄関にゴミ箱を置くのもひとつです。なお、うちの場合は、暑い・寒いが激しい玄関に1秒でも長くいたくないので置いてません。また玄関に、ゴミ箱を置くスペースがない場合もあるでしょう。それぞれのお家の事情に合わせて決めるでOKです。

すぐ処理する仕組みづくりのポイントひとつ目は、仕分けしたい場所の近くにゴミ箱を置く!です。

郵便物チラシを仕分ける定位置
Photo by M-select

私はキッチンカウンター横でいつも仕分けします。すぐそばにゴミ箱があります。仕分けしてゴミ捨てまで、一歩も動かずにできます。さらにいうと、個人情報の入ったものはシュレッダーにかけたいので、シュレッダーも近くにあります。

シュレッダー置き場を変えたら、名もなき家事が減った

少し話は変わりますが、シュレッダーを使う方は、ゴミ箱の位置と同じく、シュレッダー置き場もポイントです。できれば、仕分けする近くにあると、散らかりにくさはアップします。シュレッダーにかける紙は、ためておくのもありですが、個人的にはすぐ処理してしまう方が早いしラクだと思います。

というのも、うちのシュレッダーも、前はキッチンではなく、ダイニングの収納棚にありました。仕事でも時々使う分もあるからです。ここにある時は、シュレッダーする郵便物はためていました。恥ずかしながら、キッチンから数歩のダイニングにも関わらず、ダイニングへ行き収納扉を開けてシュレッダーを都度かけるのは面倒で、ためて処理していました(汗)小さなことですが、この仕組みだと、ため込んだ紙があふれることはありませんが、シュレッダー係はいつも私。いつも私でした。(しつこい)

ところが、このシュレッダーの置き場所を、キッチンのゴミ箱の近くに変えたところ、夫が自分でシュレッダーまでするようになりました。名もなき家事がひとつ減った!すぐ処理できる仕組みを作ったおかげです。

個人別のプリント保存
Photo by M-select

すぐ処理する仕組み② 定位置

後で見たい、または保管が必要なものは、レターケースへ(フォルダーやボックス、クリアファイル、バインダーなど、紙の量や置き場所、使い勝手と相談しながら決めると◎)

お子さんのプリントがある場合は、人別に、帰ってきた時にプリントを入れる場所を決めておくと、テーブルにほったらかしも、「聞いてないよ!」「アレどこいった?」も減るのではないでしょうか。

夫と2人暮らしのわが家では、個人別のレターケースはありません。試したことはあるのですが、レターケースに入れてしまうと、私も入れたことを忘れるし、夫も気づかない(レターケースの置き場所も悪かった)今は、私はチェックしたら、保管する分はテーマごとのフォルダーへ入れます。テーマごとというのは、例えば、「確定申告」「医療費」「税金」「気になる(行きたい店や旅行先関連)」などです。分け方については、細かすぎると分けるのが大変ですから、書類を欲しい時に探さない程度のグループ分けがちょうどいいようです。各ご家庭によって様々になると思います。あと夫宛(主にDM)は、食卓の彼の席(ちょい脇)に置いておき、食後にチェックして取っておきたいものは定位置(ほぼ「ゴルフ」フォルダー)に入れるという流れです。

片付けの定番でもありますが、定位置を決めておく。散らかりにくい仕組みには欠かせません。

散らかりにくい仕組みで家中スッキリ

ここまで、郵便物やチラシ、プリント類がほったらかしにならない仕組みについてお伝えしました。すぐ処理できるように、①仕分け場所の近くにゴミ箱を置き ②保管する紙は定位置へ。定位置は、できるなら仕分けする場所に近く、集中管理する方が、書類のほったらかしが減り管理もラクです。

ラクして散らからない♪仕組みに助けてもらいましょう!

広告

AUTHOR

黒山みちよ

黒山みちよ

片づけたい!変わりたい!を応援する整理収納アドバイザー。整理収納アドバイザー2級講座は毎月開催(オンライン、大阪)。心理学を活かした手放し方や、自分と向き合うワークショップ・個人セッションも人気。収納スペースも、心も、余白があるとラクになる!余白づくりの大切さを、stand.fmでほぼ毎日配信中。 ◆心理カウンセラー/米国NLP協会:トレードマーク:認定NLPマスタープラクティショナー



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

郵便物チラシを仕分ける定位置
個人別のプリント保存