【更年期世代が陥りやすいトラブル】何もないのにつまずく原因と対策「脚のすねのトレーニング方法」

 【更年期世代が陥りやすいトラブル】何もないのにつまずく原因と対策「脚のすねのトレーニング方法」
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永田京子
永田京子
2024-02-20

「スーパーで買い物をしていて、段差もないのにつまずいてこけそうになった」「道端で少しの段差につまずいてしまった」「立ち仕事のあとや、よく歩いたあとなど、足が疲れているとつまずいてしまう」これらは、すねの筋力低下のサインかもしれません。特に更年期以降、何もしないと筋力低下は進みやすくなります。今回は、すねの筋力低下を防ぐ方法についてお伝えします。

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すねの筋力が低下するとつまずきやすくなる

つまずいた
足元見ても
何もなし
〜ちぇぶら更年期川柳より〜

更年期以降は筋力低下に特に注意が必要になりますが、そのひとつがすねの筋肉です。すねの筋力が低下すると、足首を曲げてつま先を持ち上げる動きがしにくくなり、つまずきやすくなります。更年期以降は筋力低下を防ぐために、「運動しましょう」「筋トレしましょう」とよく言われます。筋トレというと、お腹や背中、お尻、太ももといったような、大きな筋肉を想像するかもしれません。ただ、見落としがちなのが、すねの筋肉です。足首を曲げてつま先を持ち上げる動きを主に担う筋肉は、前脛骨筋です。この前脛骨筋をはじめとするすねの筋肉が弱くなると、つま先が上がりにくくなります。特に脚が疲れている時は、いつも以上につま先を持ち上げにくくなり、何もない場所でつまずいたり、転んでしまうということが起こります。

イラストAC
つま先を持ち上げるときは、前脛骨筋が主に働く。出典:イラストAC

すねの筋肉が弱くなると、他の部分に負担がかかり、思わぬところの痛みなどにもつながることがあります。見落としがちですが、おなかや太ももなどの大きな筋肉に加えて、すねの筋肉もしっかり強化しておきましょう。そこで、ここからはすねの筋肉を簡単に鍛えられるトレーニング方法を2つ紹介します。

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永田京子

永田京子

NPO法人 ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ3万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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