【HSP(かくれ繊細さん)と更年期問題】感受性が強い人が「心の疲れ」と上手に付き合うコツとは?

 【HSP(かくれ繊細さん)と更年期問題】感受性が強い人が「心の疲れ」と上手に付き合うコツとは?
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永田京子
永田京子
2024-02-25
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自分自身を理解する

1つ目は「自分自身を理解する」ことです。どんなことに対して感じやすいのかな、敏感なのかなということを、自分自身で把握すると対策が取りやすくなります。例えば、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)で考えてみましょう。例えば、視覚が敏感で強い光が苦手な場合は、サングラスをかけるようにしたり、目を閉じて視覚を休ませるような時間を少し意識して作るだけでも、ストレスを軽減できることがあります。聴覚が敏感な場合は、騒音のある場所をできるだけ避けたり、音を和らげるために耳栓やヘッドホンを使う方法もあります。

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触覚が敏感な場合は、自分自身がリラックスできる服を着る、気持ちいいと感じる肌着やタオルを選んでみるだけで、快適に過ごせることがあります。嗅覚への対策は、マスクを使って香りから鼻を守ったり、自分がリラックスする香りをまとってみたりする方法が考えられます。味覚の場合は、できるだけ自分で調理するようにしたり、自然の食材をシンプルな調理法でいただくことで、ストレスを軽減できる場合もあります。ここにあげたのは、あくまでも一例です。自分が敏感なポイントを見つけて、自分にあったリラックスできる方法をこまめに取り入れてみてください。

自分自身の優先順位を上げてみる

2つ目は、「自分自身の優先順位を上げてみる」ことです。周りの人に対してすごく敏感な故に、何か気づいたら自分のことは後回しになっていたなんてことありませんか。それではどうしても、疲れやすくなってしまいますよね。「疲れる前に休むんだ!」くらいの気持ちをもって、自分の優先順位を上げるために休みを設定してみたり、自分のためのスケジュールを先に確保したり、意識して自分をねぎらってあげましょう。

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HSPは欠点ではありません。メリットがたくさんある特性、自分の個性です。自分が疲れてしまわないよう上手に付き合って、自分自身の持ってる高い感受性を最大限に活かせるといいですよね。ぜひ自分に合ったセルフケアを取り入れてみてください。

  

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永田京子

永田京子

NPO法人 ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ3万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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