食欲の秋を楽しめないのはピッタのせい?|秋を迎えるためのアーユルヴェーダ的心構え

 食欲の秋を楽しめないのはピッタのせい?|秋を迎えるためのアーユルヴェーダ的心構え
Getty Images
HIKARU
HIKARU
2018-09-02
広告

ピッタの代表的な働きは“消化作用”で、不調になると主に熱や炎症として現れます。消化機能が正常に働かないことによって、発熱や下痢、ひどい時には胃腸炎を起こしやすくなります。また、血液組織とも関係性が深いために、肌荒れなどの皮膚に問題が出やすい季節でもあります。夏バテ対策と同じように、その日の消化力をチェックして、ケアを続けましょう(「夏バテ対策は消化力のケアで」はこちらから)。

そのほかのピッタの働きには、知力、判断力といった知性に関わることがあります。日中に起こった様々な出来事で、頭の中はいっぱいになっていますので、どこかのタイミングで知性の消化が必要です。さもないと翌日に持ち越しになり、ストレスやイライラ、怒りの原因になってしまうのです。夜中の10時から2時の間は、自然界にピッタのエネルギーが一番優勢になる時間帯で、知性の消化にとって最適なタイミングなのですが、一つ条件があります。それは、寝ていることです。夜10時の就寝はなかなか難しいかと思いますが、日付が変わらないうちに、せめて今日中にベッドに入ることを心がけてみましょう。体を休めるだけでなく頭を休め、ピッタを沈静させることにつながります。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事