冷えや冬太り対策に【黒酢】今日からできる黒酢ライフ&疲労回復・腸活にうれしい黒酢キャベツの作り方
寒さが深まり、冷えによる血行不良や、年末年始に向けて忘年会などで、美味しいごちそうたっぷりのイベントが盛りだくさんで気づけばおなかがぽっこり…と太りやすくなったり。寒さで外に出る機会が減ると、運動量が落ちることで疲労物質が体にたまりやすくなりますね。このように冬による不調に悩みますよね。今回は、そんな冬の不調を乗り切るためにオススメな「黒酢」のチカラをご紹介します。
黒酢でカラダを温めて冷えを解消!
冷えは女性の大敵。カラダが冷えると血液の流れが悪くなり、代謝が衰えて老廃物が貯まり、太りやすくなったり疲れやすくなってしまいます。お酢は発酵食品としての健康効果も注目されていますが、中国伝統医学ではお酢は血行促進や血のかたまりを消散する効能があり、また血を養う力ある食材と一緒にとることで、いっそうその有効性が高まると考えられています。
そのためにもまずは養血の効能がある食材でしっかりと血を養いながら、血の巡りをよくする酢をプラスし、血液の状態を良好に保ちましょう。
黒酢のチカラで疲労回復&ダイエットに
お酢の中でも、特に「黒酢」は、オススメです。黒酢には、酢という名前がついていますが、一般的な米酢とは、原料も作り方も異なります。少し黄色がかった透明の米酢は、精米から作られるのに対し、黒酢は玄米と米麹から作られ、黒っぽい色をしています。黒酢の方が熟成までに長い時間をかけると言われています。そうして作られた黒酢には、普通のお酢よりもタンパク質を細かく分解したアミノ酸が豊富に含まれています。他にも、ポリフェノール類や糖質の代謝物が含まれており、こうした物質が抗酸化作用を発揮してくれます。
黒酢を飲むことで血糖値を抑えられたり、疲労回復や、ダイエットを気にされている方には便秘解消をサポートしてくれるメリットがあることが知られています。
黒酢を習慣にしてみよう
お酢の健康効果を得るには、毎日大さじ1杯の黒酢を摂り続けるのがポイント。黒酢には少しカロリーが含まれているものの、大さじ1杯(15g)で4kcalほどと低カロリーかので、習慣にしやすいのも嬉しいですね。
お酢の健康効果を得るには、毎日大さじ1杯の黒酢を摂り続けるのがポイント。黒酢をそのまま飲むと、のどや胃の粘膜を傷める可能性があるため、お水や白湯に5~10倍に薄めて飲みましょう。
黒酢を飲むタイミングですが、お酢は胃液の分泌を促し食欲を増進させる作用があるため、食前に飲むと食べ過ぎにつながることも。そのため、食前よりも食後に飲むのがおすすめです。
「黒酢キャベツ」でカラダの中からキレイに
黒酢は飲む以外にも、調味料として料理に使って取り入れられます。クエン酸が豊富で疲れたカラダに良い黒酢と、食物繊維やビタミンが豊富なキャベツのゴールデンコンビの「黒酢キャベツ」がオススメです。
作り方はとても簡単で、材料もシンプルなので、料理が苦手な方や、時短調理としても手軽にできるのも嬉しいですよ。
(材料)
・キャベツ・・・1/2個
・黒酢・・・約250ml
(作り方)
・キャベツを細く千切りにする。
・キャベツの水分をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取るよく乾かした保存容器に、千切りにしたキャベツを入れる
・キャベツがひたひたに浸るくらいお酢を入れる。
冷蔵庫で1時間ほど冷やすと味が染み込んでおいしくなります。様々な冬の不調を緩和してくれる黒酢を上手に取り入れることで、腸内環境を整え、カラダの中からキレイづくりをしていきましょう。
AUTHOR
佐藤 舞
豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。
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