POSE & BODY
【40代から要注意】骨量低下の原因と対策。更年期からの骨を強くするエクササイズ


更年期以降、健康診断などで「骨密度検査」を受けて、その結果の悪さにびっくりした方も多いのではないでしょうか。実は更年期以降、女性は骨がもろくなる「骨粗しょう症」になりやすくなります。そこで今回は、更年期と骨の関係について、骨を強くする運動のコツ、隙間時間にできる“骨太エクササイズ”についてお伝えします。
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更年期のエストロゲンの低下が骨の強度に関係する
先日このようなご相談を受けました。
「初めて骨密度検査を受けました。標準より低くて、ショックです。 更年期からは骨も弱くなるのでしょうか。簡単に骨を強くできる方法があれば教えてください」(40代・女性)
40代以降、特に骨のケアは大切になってきます。50代以降では、女性の4人に1人が骨粗しょう症だと言われてます。骨粗しょう症とは、骨の量が減ることで骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。4人で食事に行ったらそのうち1人は骨粗しょう症ということなので、他人事ではないですよね。
では、更年期と骨はどのような関係にあるのでしょうか。
骨は、古くなった骨が溶けて、その部分に新しい骨が作られることを繰り返すことで、新しい骨に生まれ変わっていきます。

更年期に入ると、骨を溶かす細胞の働きを抑える女性ホルモン「エストロゲン」が減少します。若いころはこの骨の新陳代謝のバランスがとれていますが、更年期に入るとエストロゲンが急激に少なくなるせいで、新しい骨が作られるスピードよりも骨が破壊されるスピードの方が速くなります。そのせいで、更年期以降は骨が弱くなりやすいのです。
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