【たった1分半】縮こまった身体を開いて気分爽快!爽やかな目覚めにつながるモーニングストレッチ
「連日の暑さが続き眠りが浅い」「すっきり目覚めたいのに起きれない」という方は多いのではないでしょうか。今回は寝起きにおすすめのクイックヨガをご紹介。必要な時間はたったの1分半!4つのポーズを繋げた動きを行うことでスッキリと1日をスタートすることができます。ぜひ朝の習慣にヨガを取り入れてみましょう。
自律神経が目覚めに関わる!
起床してから時間が経ってもスッキリしない原因は「疲れ」「睡眠不足」「生活習慣の乱れ」など様々。その中でも代表的なものとして自律神経の乱れが挙げられます。
自律神経とは私たちの無意識下で排泄・消化活動・呼吸など生命維持に必要な働きを担う、いわば生命維持のための自動装置。主に交感神経・副交感神経の2つに分かれており、状況に応じて片側がもう一方の機能を抑制し、優位となります。
日中アクティブに動いている時や興奮時…交感神経が優位に
リラックス時や休息中…副交感神経が優位に
朝はゆるやかに交感神経のスイッチをオンにすることで身体が目覚め、気持ちよく1日をスタートできます。反対に副交感神経が優位のままではなかなか身体がスッキリとせず、眠気、だるさ、無気力感を感じやすくなるのです。
心地よい朝のために心がけたいこと
それでは気持ちよく朝を迎えるためにどんなことを心がければ良いでしょう?おすすめの方法をご紹介します。
・就寝前には副交感神経を優位に
ぬるめの湯船にゆっくり浸かる、就寝前はPCやスマホの使用を控えるなど副交感神経を優位にすることで睡眠の質を高め、朝の良い目覚めを促しましょう。
・朝日を浴びる
朝日を浴びる事で交感神経が刺激され、感情調節や集中力にも関わる「セロトニン」の分泌も促されます。また、セロトニンの分泌は夕方以降に睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌も促す効果も。夜の睡眠の質を高めてくれます。
・起床時にやさしい運動を取り入れる
朝は少しずつ身体を目覚めさせる運動を取り入れてみましょう。身体の血流が促され、脳も活性化することでポジティブな気持ちで1日をスタートすることができるでしょう。
朝を心地よく迎え1日を通し元気に過ごすことができれば、相乗的に夜の睡眠の質も高まります。小さなことから少しずつ、ぜひ生活に取り入れてみて下さい。
朝におすすめのやさしい太陽礼拝
ここからは朝におすすめのヨガポーズをご紹介します。ヨガには基礎的な12個のポーズを組み合わせ、流れるように続けて行う「太陽礼拝」という練習方法があるのですが、今回は4つのポーズを行う「やさしい太陽礼拝」をご紹介します。
※高血圧・緑内障・身体に痛みや怪我などの症状がある場合ポーズを取ることをお控えください。
①山のポーズ
1. 脚は腰幅に開きます。
2. 背骨を真っすぐ伸ばし、両足は土踏まずのアーチを意識してマットに根付かせるように立ちましょう。
3. 胸の前で合掌を行います。
②上向きのポーズ
1. 息を吸いながら両手を横から回し上げます。その際両手は軽く外回しにし、肩が詰まらない様にしましょう。
2. 頭の腕に両手を持ち上げ、目線も斜め上へ向けます。
3.下腹部に軽く力を入れ、腰は反りすぎない様に意識しましょう。
③前屈
1. 息を吐きながらゆっくりと両手を足の両サイドに下ろします。
2. 膝は曲げてOK、お腹と腿を近づけ、可能な範囲で膝を伸ばします。
④半分の前屈
1.息を吸いながら両手の指先を肩の真下に付け、お尻と一直線上になるように頭を持ち上げます。
2.耳と肩を遠ざけるように首を伸ばし、目線を斜め前に向けましょう。
やさしい太陽礼拝は、①→②→③→④→③→②→①の順で行います。
この流れを3回繰り返しましょう。
動画で確認したい方はコチラ
AUTHOR
chihiro
主に子育て世代の方々に向けて毎日を健やかに過ごすためのヨガやセルフケアをお伝えしている。コロナ禍の2021年に″おうちヨガを習慣にしながらママたちがゆるやかに繋がることのできる場が作れたら″という思いから「育児とヨガのオンラインサークルEn〈エン〉」をスタート。「ジャーナリング講座」「アンガーコントロール講座」など心を整えるための様々な講座も開催中。
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