寝ながらできるからキツくないのにめちゃ効く!プリっとしたお尻になれるインナーマッスルトレーニング

 寝ながらできるからキツくないのにめちゃ効く!プリっとしたお尻になれるインナーマッスルトレーニング
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伊藤香奈
伊藤香奈
2023-08-30

ヒップアップトレーニングでアウターマッスルと呼ばれる大臀筋ばかりを意識してトレーニングしていませんか?実はインナーマッスルを意識する方が効果的です。今回はその理由とおすすめトレーニング法をご紹介します。

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ヒップアップのためにはインナーマッスルを鍛えるべし!

ヒップアップエクササイズと言えば、ヒップリフトやダンベルを持ってスクワットをするなど、かなり負荷の高いエクササイズが有名ですが、それらのエクササイズは主にアウターマッスルと呼ばれる外側=手で触れる筋肉にアプローチしています。しかし、骨の左右差やゆがみを整え姿勢を正しい位置にキープしたり関節を機能的に動かしたりするには、インナーマッスルの働きが欠かせません。

ヒップリフト
photo by イラストAC

アウターマッスルは骨を大きく動かして、パワーを発揮する役割が大きいのですが、インナーマッスルはアウターマッスルと比べより骨に近い位置についているため、骨を安定させたり、効率よく動かしたりすることを主な仕事としています。家に例えていうと、インナーマッスルは柱と柱をつなげるネジのような役目です。アウターマッスルばかりを鍛えるということは、ネジが緩んだまま塗装を厚しているようなもの。これでは、家の柱が安定するはずはありませんし、どこかが歪んだり左右均等に使えないことで、痛みや不調につながることも容易に想像がつきます。

お尻のインナーマッスル_伊藤香奈
大臀筋(左)の下にあるインナーマッスル類(右)/photo by KANA ITO

インナーマッスルが弱くアウターマッスルばかりを使うということは、家の柱が不安定=姿勢やトレーニングフォームを正しい位置に保つことができないため、トレーニング効果も低くなってしまうということです。ヒップアップするにしても、まずはお尻のインナーマッスルをトレーニングし、関節を安定的に使える、正しいトレーニングフォームをキープできる力を養ってからアウターマッスルをトレーニングすることで、効率よく&不調なく筋肉をつけることができるようになります。

お尻のインナーマッスルトレーニング

今回ご紹介するトレーニングはヒップアップトレーニングなどのアウターマッスルのトレーニングの前に行うことも効果的ですが、日常の股関節の動きの安定にもつながる、お尻のインナーマッスルのトレーニングをやっていきましょう。

<やり方>

お尻トレーニング_伊藤香奈
photo by KANA ITO

1)右側を下にして横向きに寝て、頭を腕枕で支える

2)右膝を伸ばし、左膝は曲げ、かかとを右膝の下あたりに置く。つま先は下向きで

3)息を吐きながら左かかとを滑らせるようにして左膝を伸ばし、右足の甲に左かかとを押しつけるようにする

4)息を吸いながら膝を曲げて2)のポジションに戻る

<ポイント>

・膝を体の前に倒すとお尻のインナーマッスルに効きづらくなるため、左膝は天井方向を向ける

・おへそが天井方向に向いて仰向けに近くなるとお尻のインナーマッスルに効きづらくなるため、体を真横に向けておく

・左膝を伸ばす3)の動きの時、内もも同士をキュっと寄せるように意識すると内もものトレーニングにもなる

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ヒップリフト
お尻のインナーマッスル_伊藤香奈
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