ビタミンCはトマトの約4倍!ピーマンを生で食べるメリットとおいしく食べる方法【簡単レシピ付き】
ピーマンの肉詰め、チンジャオロース、ナポリタン...ピーマンを使った料理って彩り豊かで栄養価も高いイメージがありますよね。ピーマンは加熱して食べるイメージがありますが、実は生でも食べられることをご存知ですか?シャキシャキとした食感が際立ち、加熱して食べるのとはまた違ったおいしさがあるんですよ。今回はピーマンの下ごしらえと生食で食べるポイントをご紹介します。
ピーマンの栄養とは?
6〜9月に旬を迎えるピーマン。安価で比較的日持ちもするので、手に取りやすい野菜ですよね。栄養面でも優秀で、ビタミンCはトマトの約4倍。その他、βカロテン、ビタミンE、カリウムなども豊富です。
昔は子供が嫌いな野菜=ピーマンのイメージでしたが、最近は品種改良によって、独特の苦味や青臭さが軽減された品種も多く出回るようになりました。
ピーマンを生食する時のメリットとポイント
ピーマンを生で食べると、熱に弱く水溶性で流れやすいビタミンCを損失することなく、無駄なく栄養を摂ることができます。さらに加熱すると失われがちなシャキシャキとした食感を楽しむことができます。ただし、鮮度が落ちたピーマンは苦味や青臭さが強くなるので、生食をする場合は新鮮なものを選ぶようにしましょう。また白いわたの部分を取り除くことがポイント。苦味が軽減されますよ。
夏におすすめ ピーマンサルサ
ピーマンを使ったサルサソースをご紹介します。ピーマンのさわやかさとシャキシャキとした食感が楽しめる一品。チップスでディップして食べるのはもちろん、蒸し鶏や冷しゃぶ、バゲットにのせて食べるのもおすすめですよ。食欲が落ちているときにも食べやすく、手軽に栄養補給できる一品です。
<材料(4人分)>
ピーマン 2個
ミニトマト 6個
玉ねぎ 1/6個
トマトケチャップ 小さじ2
オリーブオイル 小さじ2
酢 大さじ1/2
塩こしょう 適量
<手順>
①ピーマン、玉ねぎはみじん切りに、ミニトマトは8等分にする。
②ボウルに全ての食材を入れて混ぜる。味をみて塩こしょうで調え、30分ほど冷蔵庫で冷やす。
<参考元>
『からだにおいしい 野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
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