【夏の薬膳スイーツ】体を内側から冷まして美肌にもなれる「ミント黒ゴマバナナジュース」

暑い夏におすすめ♡体を冷まして美肌になれる「ミント黒ゴマバナナジュース」

本格的な夏到来、火照った身体を冷ましてくれる食材って？

今年も暑い暑い夏がやってきましたね。身体の火照りを冷まそうと、クーラーをガンガンかけて体を冷ましすぎてませんか。火照った身体を外から急に冷ますのではなく、身体の中から適度に冷ます方法として、薬膳では「身体の中の余分な熱を冷ましてくれる」効能がある食材があるんですよ。聞き慣れないかもしれませんが、「生姜が身体を温めてくれる」というのはよく知られているので、その反対もあると考えたら納得できませんか？

そんな身体の熱を冷ましてくれる代表的な食材が「バナナ」です。今日はバナナに合わせて、さらに熱を冷ましてくれる最強食材「ミント」をトッピングしたスイーツレシピを紹介します。

 

バナナの薬膳的効能と栄養学

 

●中医学における「バナナ」のはたらき

肺を潤して、慢性の空咳を改善

腸を潤して、便通改善

体を冷まし解毒作用もあるので二日酔いの解消におすすめ

●栄養学における「バナナ」の成分

ビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく含まれているので、美肌効果・貧血予防・熱中症予防・便秘予防などさまざまな効果が期待出来ます。

カリウム
ー細胞の浸透圧を維持する働きをするミネラルで、身体の水分バランスを保ってくれます。ナトリウムを排出して正常な血圧を保つ効果があり高血圧予防に効果が期待できます。つまり、体内の余分な塩分を排出し、「むくみの解消」の効果があります。きゅうり 1本分には、1日当たりの推奨摂取量の約13％のカリウムが含まれているそうです。

食物繊維
ー腸の中で水分を吸い込んで膨らむ不溶性食物繊維は、腸を刺激することで便通を促して便秘の解消に。また、有害物質を排出する効果も。水溶性食物繊維は、腸内環境を整える効果や血糖値の急激な上昇を抑える、コレステロールの吸収も抑制するといわれています。

ビタミン類
ー皮膚などの健康を維持サポートする「ビタミンB2」、「ビタミンB6」や「ナイアシン（ビタミンB3）」。また、糖の代謝を助け、むくみを解消する「ビタミンB1」も含みます。

体の冷えに注意

バナナは身体を冷やす効果があります。クーラーの効いた部屋で手足が冷えている時や、お腹を下し気味の時には食べ過ぎは注意です。反対に、ほてりや、二日酔いの時には余分な熱を冷ましてくれるのでおススメです。

 

ミントの薬膳的効能

今日トッピングで使用する「ミント」は、特に身体の上部の熱を冷ましてくれるといわれています。そのため、頭や顔のほてり、目の充血に効果的です。また、頭痛やのどの腫れ、痛みに有効です。よくのど飴でミントの味のものがありますよね。また、香りが気の巡りも改善してくれるので、イライラした時にもおすすめです。

 

 

食材をジューサーにかけるだけ！「ミント胡麻バナナジュース」レシピ

１）材料準備

 

バナナ（1本）、すりつぶした黒ゴマ（適量※おおさじ１杯程度がおススメです）、ミント（適量※２～３枚）

今回は、アンチエイジング、美肌効果のある黒ゴマも使用しました。

 

２）混ぜる

ジューサーに材料をぜんぶいれる

豆乳をお好みの量（100~150ml）入れて回します。お好みでハチミツを追加。

 

３）完成

よく混ざったら完成！ほんのり黒ゴマの風味で、ミントのさわやかな香りがおいしいジュースになりました。

甘いジュースが好きな方はハチミツの量を増やしてくださいね。

体を冷ます食材で、快適に夏を乗り切りましょう！

 

 

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