【夏でも汗をかかない人は要注意!】体温を上げて、サラサラの汗をかくための生活習慣&ストレッチ

 【夏でも汗をかかない人は要注意!】体温を上げて、サラサラの汗をかくための生活習慣&ストレッチ
AdobeStock

夏が近づいてきました。暑い気温の中では汗をかき、水分をたっぷり摂取して、身体の水分量を維持したいものです。しかし、近年「汗をかけない」という人が増えているのを知っていますか?そんな人のための生活のヒントと、ストレッチをご紹介します。

広告

こんな人は「汗トラブル」があるかも 

・汗をかきにくい
・最近特に汗をかきにくくなった
・疲れやすいと感じる
・暑い日は身体の火照りがなかなかおさまらない
・汗はかくもののベトベトしている

汗イラスト
illust AC

汗が出る仕組みを知ろう

汗をかきにくい体質だからラッキー!と思っている人もいるかもしれませんが、実はそれは、「身体のバランスが崩れてるサイン」かもしれません。

汗をかく・かかないは、自律神経が調節してくれています。周りの環境に合わせて、自律神経が指令を出し、汗をかく・抑える、心拍数を上げる・下げるなどの働きを促しているのです。汗がかけない、ということは、交感神経の働きである「汗をかく」役割が果たされておらず、副交感神経の「汗を抑える」役割が優位になっているのかもしれません。

また、汗をかく習慣がないと、汗腺が徐々に衰えてしまい、さらに汗をかきづらくなってしまいます。加齢によっても汗はかきづらくなるので、できることからチャレンジして汗をかける体質にして戻していきましょう。

自律神経
イラストAC

汗をかける体質になるための「正しい入浴方法」

38度前後の湯船につかり、ゆったりと深呼吸をしましょう。熱いお湯に短時間入っても汗をかくことはできますが、急激な環境の変化に身体を合わせなければならないため、自律神経のバランスを整える上ではおすすめできません。熱すぎない温度で、いつもよりも長く吸う、長く吐くといった呼吸を意識しながら、つかってみてください。

体温を上げて汗をかきやすくするヨガポーズ

汗をかくには多くのエネルギーを消費する大きい筋肉を使うことがポイントです!

椅子のポーズ

1、両脚を骨盤幅に開きます。両手は腰に置きます。

チェア①
photo by Naoko Iwasaki

2、息を吸いながら背中を伸ばし、吐きながら太ももの付け根からお尻を後ろにひき、後ろに腰かけるようにして、膝を曲げましょう。このとき膝がつま先よりも前に出ないようにします。

チェア②
photo by Naoko Iwasaki

3、息を吸いながら、両手を真上に上げます。

4、吐きながらさらに腰を下ろします。尾骨を下げる意識で、腰の反り過ぎには注意しましょう。

チェア③
photo by Naoko Iwasaki

5、息を吸いながら膝を伸ばし、身体を上に伸ばします。

6、吐きながら両手を身体の真横に降ろしていきましょう。

詳しい動画は、こちらから確認いただけます。

広告

AUTHOR

岩﨑奈緒子

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

汗イラスト
自律神経
チェア①
チェア②
チェア③
【夏でも汗をかかない人は要注意!】体温を上げて、サラサラの汗をかくための生活習慣&ストレッチ