【精神科医が推奨】依存していない?脱スマホ「デジタルデトックス」で得られる3つのメリットとやり方
精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。
こんにちは!精神科医しょうです。いきなりですが、みなさんはデジタルデトックスという言葉を聞いたことがありますか? デジタルデトックスとは簡単にいうと、スマートフォンやパソコンといったデジタル機器から、ある期間離れて意図的に使わないようにする取り組みの事です。またデジタルデトックスを行うことで、多くの効果があることも分かっています。では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
デジタルデトックスで得られる3つのメリット
① 脳のリフレッシュになる
デジタルデトックスのメリット1つとして、脳のリフレッシュにつながる事があげられます。私たちはスマホやパソコンなどを通して、非常に多くの情報を手に入れる事ができますよね。それはとても便利な事なのですが、その反面で脳が情報の処理に追いつかず、脳疲労を招いてしまう事もあるんですね。そのため適度にデジタルデトックスを行うことで、脳に休憩する時間を与えリフレッシュさせる事ができるんです。
➁ 集中力のアップにつながる
何か作業をしていても、ついスマホが気になってみてしまう...」これはあるあるなのではないでしょうか?これでは、勉強や仕事などにもなかなか集中することができないですよね。こんな時にデジタルデトックスを行うことで、今やるべき事に集中することができるでしょう。
③ ストレスや不安の軽減
ネットやSNSにあふれる情報の中には不安を煽るようなモノであったり、人を傷つけるような言葉が書かれている事も少なくありません。そういった情報にふれていると、どうしても私たちはストレスや不安を増長してしまうんですね。そのためデジタルデトックスを行うことで、こういったネガティブな情報から距離を取ることができ、ストレスや不安の軽減につなげる事ができるんです。
では実際にデジタルデトックスはどのようにすれば良いのでしょうか?いくつかやり方をご紹介しますね。
日常生活でできるデジタルデトックスのやり方
① 寝室にスマホを持ち込まない
ベットでゴロゴロしながら、ついついスマホを触ってしまう」という方は非常に多いのではないでしょうか?確かにその気持ちはよくわかります。ですがまずは、2日1回はスマホを持ち込まないようにしてみませんか?そうすることで、眠る前にデジタルデトックスの時間を作る事ができ、良い睡眠にもつながります。寝室にはスマホの代わりに本や雑誌を持ち込むのもオススメですね。
➁ スマホを持たずに出かけてみる
ちょっと不安に感じるかもしれませんが、スマホを持たずに出かけるのもデジタルデトックスの代表的な方法です。最初は散歩や公園へのお出かけなど、短い時間の外出にスマホを持たずに出かけてみましょう。散歩中の何気ない時間に癒されたり、公園にのまったりした空間にリフレッシュすることができたりと、スマホを持っていないからこその楽しみ方ができるはずですよ。特に散歩はやり始める比較的ハードルも低く習慣化しやすいと思うので、積極的にデジタルデトックスと組み合わせていきましょう。
まとめ
今日は、心身に大きなメリットをもたらしてくれる「デジタルデトックス」のお話でした。実際に私もスマホのバッテリーの交換の原因で、意図せずデジタルデトックスにつながり大きなリフレッシュにつながった経験があります。体験したことがない人に、あの解放感をぜひ味わって欲しい! 最近、SNS疲れやスマホへの依存を感じていませんか? もし少しでも心当たりがあれば、今日のお話を参考にしてみてくださいね。
AUTHOR
精神科医しょう
普段は精神科医として働きながら、InstagramやvoicyにてHSP気質に関する発信も行なってます。総フォロワー7万人以上の方々に対し、「他人軸ではなく自分軸で気楽に生きられる」をテーマに発信中。 自分軸になりたい方は是非、私の発信をのぞいてみてください♪ 書籍(https://www.amazon.co.jp/dp/4046060034)
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