【この姿勢できる?】メリットいっぱい!股関節まわりをほぐす「花輪のポーズ」
股関節を柔軟にしたい、下半身の冷えやむくみを解消したい、骨盤底筋を鍛えたい。そんな人におすすめなのが「花輪のポーズ」。和式トイレにしゃがむ姿勢と似ているこのポーズをマスターすれば、身体にメリットをたくさん感じられます!
股関節の柔軟性を高める「花輪のポーズ」
和式トイレを使う機会もほとんどなくなった昨今、日常生活の動作の中で、股関節を外に大きく開くことはあまりありません。股関節周辺を大きく開く「花輪のポーズ」を取り入れることで、特に下半身にさまざまな効果を得ることができます。
花輪のポーズはメリットたくさん
・股関節の柔軟性アップ…股関節を外に開くことで、股関節周辺の硬くなった筋肉がほぐれます。股関節の柔軟性が上がると下半身への血の巡りが促進され、下半身の冷えやむくみの改善が期待できます。
・骨盤矯正…骨盤底筋群が鍛えられたり骨盤まわりの筋肉がほぐれることで、骨盤矯正の効果が期待できます。
・骨盤底筋群の強化…下腹部にあるインナーマッスルの一つ「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」が強化できます。骨盤底筋群は内臓を正しい位置に支えるインナーマッスルなので、内臓が正しいポジションへ戻り働きがよくなります。
「花輪のポーズ」をマスターしよう
①両脚を腰幅より広めに開き、ひざと足のつま先を外側に向けます。そのままお尻を下げてしゃがみます。
②両手を胸の前で合わせ、両ひじでひざの内側を押し、少しずつ股関節を開いていきます。背中が丸くならないように、背骨をまっすぐ長く保ちましょう。
③呼吸を続け、30秒ほどキープをしましょう。
花輪のポーズが苦手な人へのアドバイス
・かかとが浮いてしまう…かかとの下にクッションやタオルを敷いてみましょう。ポーズを行う前に、足首や足の甲、すね、ふくらはぎをほぐしておくとかかとがつきやすくなります。
・ひざが痛い…ひざが内側に入りすぎていると、ひざを痛める原因になります。足のつま先とひざが同じ方向を向いているか確認しましょう。それでも痛い場合は、お尻の下にヨガブロックなどを置きましょう。
・股関節が痛い…ポーズを行う前に、股関節まわしなどを行ってほぐしてから始めましょう。
動画を確認したい方はこちらから
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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