納豆とめかぶ、同じ「ねばねば系」だけど…何がどう違う?管理栄養士が解説

 納豆とめかぶ、同じ「ねばねば系」だけど…何がどう違う?管理栄養士が解説
Adobe Stock

納豆・めかぶ共に健康的な食材のイメージが強いですね。どちらの食材も共通しているのが、「ねばねば」ということです。ねばねばしている成分は納豆とめかぶは、一見とても似ていますが栄養学的に違いなどを管理栄養士が解説します。

広告

納豆のねばねばの正体は?

納豆のねばねばした成分は、大豆から納豆に変わる時に、納豆菌が大豆の中のタンパク質が分解されてできる、グルタミン酸とフルクタンという物質が生み出されます。
グルタミン酸はうまみ成分として耳にしたこともある方が多いのではないでしょうか?

一方フルクタンという成分ですがあまりきいた事が無いという方も多いと思います。このフルクタンという成分は植物に多く存在し、身近な食材では納豆・玉葱・レタス・大麦などが多いです。

フルクタンはどんな効果があるの?

フルクタンは私たちの体にはいると通常、栄養素は小腸で吸収されますが、フルクタンは小腸では吸収されずに、大腸まで運ばれて腸内細菌の餌となります。腸内細菌がしっかり育つことで、便秘予防をしてくれます。ヨーグルトなどが腸活で有名ですが、めかぶでもお腹にアプローチできるのはバリエーションも増えます。

めかぶのねばねばの正体は?

もともと、めかぶはわかめの根元の部分の事です。わかめと歯応えは異なり、肉厚でかみごたえもあります。刻むとねばねばする特徴をもっています。
めかぶから出てくるねばねばした成分は納豆のねばねばと異なり、「フコイダン」という成分です。

この、ねばねばした成分はわかめの根元の部分でわかめの成長を傷や細菌から守る役目をしています。また、めかぶ自体の乾燥を防ぐ役割もあります。

めかぶなどの海藻は食物繊維やミネラル・ビタミンも非常に多いです。

めかぶ
めかぶのネバネバの正体は「フコイダン」という成分。
photo by Adobe Stock

フコイダンはどんな効果があるの?

フコイダンには様々な効果がありますがその代表的なの成分は、根元を守る力を利用した抗ウイルス作用や糖尿病や高血圧などの生活習慣予防があるということがわかっています。その他、美容の分野では乾燥を防ぐ特徴を利用し、肌を守るバリア機能としても注目されています。共通の効果としては、フコイダンは納豆と同様に腸内細菌の餌となるので、便通をスムーズにしてくれます。

まとめ

納豆とフコイダンは同じような「ねばねば」する見た目でも、便通改善以外は効果は違う事がわかりました。どちらのねばねば成分も私たちの健康をサポートする上で健康維持に欠かせない効果を持っていますね。

納豆やめかぶはスーパーでも手に入りやすく安価な食材ですのでどちらのねばねば成分も健康維持に取り入れていきたいですね。

これからの気温が高くなる季節に向けてねばねば成分を見方につけて、豆腐や麺類など様々なレシピに活用してみましょう。

参考:内閣府認証 特定非営利活動法人 NPOフコイダン研究所

広告

AUTHOR

竹内寿美恵

竹内寿美恵

保育園栄養士、スポーツ栄養士、国立病院にて臨床栄養を経験。さまざまな経験を積む中で、ストレスの軽減をし、心身共に幸せな生き方をしたいと心に決める。 そのために『食×栄養×ヨガ』を組み合わせたホリスティックな知識をより深く学ぼうとインドネシア、バリ島にてベジタリアン、ヴィーガン、ローフード、ヨガ栄養学の留学をする。 現在は栄養カウンセリング、ヨガインストラクターなどフリーランスの管理栄養士として活動。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

めかぶ