クラスを作り上げるプロセス|内山理名さんが学ぶ!よいティーチャーになるために
今回は、クラスをつくり上げる一連のプロセスを内山さんが体験。テーマに沿って一から内容を考え、集客し、身近な人にレッスンを行うまでをレポートします。
生徒の年代や悩みを見極め寄り添うクラスを目指して
今回のクラスを行うにあたり、テーマや構成を決め、集客までひとりで行った内山さん。「夕方のクラスなので、仕事をして疲れている30代女性がリラックスでき、体を温めぐっすり眠れる内容を心掛けました。レッスンの率直な意見が聞きたかったので、顔見知りのTT同期生に声を掛けて参加してもらっています」(内山さん)
鈴木まゆみ先生が見守るなか、寒さでこわばった肩や背中、デスクワークで硬くなったお尻などをストレッチ。チャレンジポーズも交えて次第に体はポカポカに。今回の課題であるアジャストにも挑戦し、ポーズが深まるアプローチ法を探る内山さん。「知識はあっても自分の言葉でうまく伝えられず、教える難しさを実感。辛そうな生徒さんには、プロップスを使えばよかったなど反省点がいっぱいです」(内山さん)。「痛みがある生徒さんには、今の体の限界に自分自身で気づけるようなティーチングを。生徒さんが知らないことを探して教えてあげて」(鈴木先生)
次回は、鈴木先生からのアドバイスを詳しくご紹介します!
PLAYBACK:ヨガクラスを作り上げるのプロセス
レッスンの構成を考える
AVI先生から教えてもらった「YOGA SENSEI」アプリを参考に。テーマに沿ったシークエンスができました。
内山さんが決めたポイント
1.なるべくアジャストに入る
今回の参加者はヨガ上級者なのでデモンストレーションは最小限に。ポーズを深めるアジャストを積極的に行っていきます。
2.「見る」意識を持って観察する
ポーズの完成度を高めるだけでなく、「アジャストが必要か、ひとりで集中したいか」など、生徒さんのニーズを見抜く練習も。
■レッスンの内容は
1日働いて疲れた体をほぐし、寒さで滞った血流を促すシークエンスで構成します。ハードになりすぎず、気持ちいいと感じられるポーズを意識。
■集めるメンバーは
初心者と上級者を一緒に指導するのはハードルが高いため、上級者のTT同期生に限定。年代は、悩みを共有しやすい自分と同年代の30代女性を集客。
レッスンを振り返って鈴木まゆみ先生からアドバイス
「知識をそのまま伝えるのはインストラクション。足りないものを見つけて伝えるティーチング技術を身につけましょう」と鈴木先生。
教えてくれたのは…鈴木まゆみ先生
全米ヨガアライアンス認定200時間TT担当講師。「ヨガフェスタ横浜」では「身近な人にヨガを教えてみよう」を担当した。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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