寝つきが悪い夜におすすめ【寝る前たった5分】視覚からの情報をオフ!入眠促進ストレッチ3選
起きている間、絶えることなく目から入ってくる膨大な情報。情報過多の現代では脳がインプット過剰になり、疲れた状態になってしまっていることがあります。そうすると睡眠にも悪影響が…。ベッドに入ってもなかなか眠れない方は、寝る前5分間視界をオフするストレッチで入眠を促しましょう。
ベッドに入っても、なかなか眠れないのは「情報過多」の影響
スマートフォンのニュースサイトやSNS、テレビ、本、雑誌。それに加えて視界に入るさまざまな風景など、私たちは起きている間、目からはたくさんの情報が入ってきています。
その目から入ってきた情報を処理するのは脳。多くの情報があふれる情報過多の昨今では、脳は常に忙しく働いていることになります。朝起きてから夜寝る直前まで、何かしらの情報を収集しているということも珍しくないでしょう。
その結果、脳には疲労が蓄積。すると、眠りに影響を及ぼすことがあるのです。体は疲れているのにいざベッドに入って休もうとしても、なかなか眠れない。これは脳に情報が入りすぎていて、インプットが過剰になっているサイン。視界からの情報量をセーブして、脳を休める時間を設けることが質の良い睡眠を取るための対策の一つになります。
例えば…
● 日中、スマートフォンを使用する時間を減らす
● 寝る30分~1時間前になったら、スマートフォンを手放す
これらの対策を取るのもおすすめです。
また、寝る前に、視界をオフにするストレッチをおこなうのも◎!そこで今回は、寝る前5分の儀式・入眠を促すストレッチをご紹介します。
視覚からの情報をオフにする「寝る前5分」ストレッチ
ストレッチ①・・・リセットの後屈
1)足を腰幅に開いて立つ。両腕を背中側にまわしたら、それぞれの手でひじをつかむ
ポイント:左右の肩甲骨を中央に寄せて、肩をうしろに引き、胸を開きます。ひじをつかむのが難しい場合は、お尻の位置で手の指を組んでもOK。
2)息を吐きながら、頭を後ろに倒す
ポイント:肩がすくまないように姿勢に気をつけます。胸を開いて、深い呼吸を5回ほど繰り返しましょう。眠りに入る前に、滞っている感情や思考をリセット、もしくは解放するような意識で後屈をします。ただし、首や肩に痛みがある方は目線を上に向ける程度にするなど無理をしないこと。
ストレッチ②・・・頭を下げ、目を閉じて視界をオフ
1)足を腰幅に開いて立つ。両手を後頭部に添え、指を組む。
ポイント:ひじは外側に開いて、目線は正面に向けます。
2)息を吐きながら頭を前に倒す
ポイント→ひじを閉じて、正面に向けます。それから腕の重さを使って、頭を前に倒しましょう。首のうしろが心地よく伸びているのを感じながら、目を閉じて呼吸を5回ほど繰り返します。
3)息を吐きながら上体を前に倒して、前屈する
ポイント:股関節から曲げるように上体を前に倒して前屈をします。頭頂部を真下に向けて、頭部の血流を促しましょう。ここでも目は閉じたまま、呼吸を5回ほど繰り返します。
ストレッチ③・・・顔を腕にうずめる慈愛のハグ
1)正座で座る。腕を体の前でクロスして、手で肩をつかむ
ポイント:自分で自分のことを抱きしめるように、腕で体を包み込みます。
2)息を吐きながら頭を前に倒す
ポイント:顔を腕にうずめるように頭を前に倒しましょう。目を閉じて視界を閉ざしたら、呼吸を5回繰り返します。
ストレッチの最中は、呼吸に集中。考え事を中断できるとなお良いでしょう。もし、考え事をしてしまうようであれば、気分良く眠れるようにその日に起こったいいことや嬉しかったことなどを思い浮かべてみてくださいね。ストレッチが終わったら、スマートフォンや本などには手を伸ばさずそのままベッドへ!
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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