【冷えが原因で痩せない?】太りにくい体質になれる!大腿四頭筋ほぐし

 【冷えが原因で痩せない?】太りにくい体質になれる!大腿四頭筋ほぐし
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元田裕子
元田裕子
2022-11-12

日増しに寒くなってきましたが、最近身体は常に冷えている、なんだか痩せづらくもなってきた気がする…なんて人はいませんか?気温が下がり日常の基本動作さえも億劫に感じてしまっている場合は運動量が低下し、冷え性が進行してしまう可能性も!身体の中でも一番大きな筋肉をしっかり使って冷え性改善に取り組みましょう。

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日々寒さが増していますが、在宅ワークも重なり家の中や部屋の中で過ごす時間が長くなってきていませんか?食欲はしっかりあるのに身体を動かす機会が減り、歩く歩数が減ってきていると感じている方も多くいらっしゃるかもしれません。それと同時に以下のような症状を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

● 太りやすくなった
● 階段の上り下りが億劫(エスカレーター、エレベーターばかり使用)
● 歩くスピードが遅くなった
● つまづきやすくなった
● 膝に違和感を感じる
● 腰に違和感を感じる

これらは加齢とともに表れる症状の一つかもしれませんが、身体の中でも一番大きな筋肉・前もも(大腿四頭筋)の状態が弱まってきているからかもしれません。

大腿四頭筋の役割

大腿四頭筋は名前の通り四つの筋肉(大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋)の総称名です。筋肉は骨盤・太ももの骨の前側から始まり、膝のお皿・すねの骨の上側まで走行しています。膝を伸ばしたり、股関節を曲げたり、骨盤を前へ傾けたり、身体の体重を支える大きな役割があります。

大腿四頭筋
イラストACより

大腿四頭筋の筋力が弱いと太ももを前に高く上げられなかったり、膝を真っ直ぐに伸ばすことが難しくなり歩行が困難になってきます。体重を支えられず膝に体重負荷が集中し、膝痛の一因にもなります。また、広く大きな面積の筋肉ですので、弱くなると基礎代謝が落ち太りやすくなったり基礎体温が下がり免疫力が落ちる一因となります。

冷え性改善のためにも日常の基本動作をスムーズにするためにも、大腿四頭筋に意識を向けて鍛えたりほぐして身体を内側から温め、冷えにくい太りにくい体質へと整えていきましょう。

大腿四頭筋を鍛える①

1)脚を伸ばして床に座る

膝下タオル
photo by Yuko Motoda

2)片方の膝の下に丸めたタオルを入れ、膝下でタオルを押しつぶすようにする

3)かかとは床から上げ、つま先は自分の方へ向けながら、ゆったりと深呼吸。押しつぶしてから緩める動きを何回か繰り返す

大腿四頭筋を鍛える②

片足前後
photo by Yuko Motoda

1)両手を腰に当て、気をつけの立ち姿勢から片足を大きく一歩後ろへ。骨盤は正面を向いている状態に

膝曲げる
photo by Yuko Motoda

2)息を吐きながら重心を下へ。頭から腰まで中心軸を保ちつつ、前脚の太ももが床と平行になるくらい(膝の真下にかかと)まで膝を曲げる

3)後ろ脚の膝が床に触れる手前でストップ。深呼吸を繰り返しながら姿勢をキープする

4)息を吸いながらゆっくり膝を伸ばし、後ろ脚を前脚にそろえ、気をつけの姿勢に戻る

5)反対脚も同じようにおこなう

大腿四頭筋をほぐす

1)あぐらで床に座る

脚伸ばし座る
photo by Yuko Motoda

2)右脚を斜め前に伸ばし、左足裏は右脚内ももに

大腿四頭筋伸ばし
photo by Yuko Motoda

3)左手の平または肘を床へ下ろし、右脚の膝を曲げ、右手で足先・足首持てるところを持つ

4)少しずつ右膝を後ろへ下げ、右脚の大腿四頭筋が伸びてほぐれていることを感じる。頭もポトンと落とし、深呼吸を繰り返す。

5)反対脚も同じようにおこなう。

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元田裕子

元田裕子

ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。



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脚伸ばし座る
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