【40代更年期のパサパサ髪問題】原因は女性ホルモンの低下?パサつく髪を「うるツヤ髪」にする方法

 【40代更年期のパサパサ髪問題】原因は女性ホルモンの低下?パサつく髪を「うるツヤ髪」にする方法
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永田京子
永田京子
2022-10-30

40代に入って、急に髪がパサつくようになった。更年期に入るとさらにパサパサに…。それは更年期の女性ホルモンの低下が関係しているかもしれません。更年期に髪がパサついてくる原因と、髪質改善のために日ごろからできることや頭皮のタッチケアについて紹介します。

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40代以降に髪がパサパサになる原因は

先日、このようなご相談をいただきました。

「更年期になって、肌の乾燥やドライアイなど、体中あちこちが乾燥します。ついには、髪がパサパサゴワゴワに…。どうすれば髪のつやを取り戻せるでしょうか?」(48歳・女性)

原因は大きく2つ考えられます。

1つ目が、女性ホルモンの低下です。

女性の場合、40代に入ったころから徐々に女性ホルモンが低下してきます。そして45歳を超えた更年期と呼ばれる時期に入ったころから、その低下に拍車がかかります。髪の毛は、女性ホルモンの影響を強く受けています。女性ホルモンには、髪を艶やかにしたり、髪の毛の太さを守るといった役割があるため、女性ホルモンが急激に低下するとどうしても髪質が変わりやすくなるのです。

2つ目が、血行不良です。

女性ホルモンは、血管を強くしなやかに保つ役割もあります。女性ホルモンが低下すると、どうしても血管が硬くなりやすい、つまり、血流が悪くなりやすくなります。また、運動不足が続いていると筋力が低下します。筋力が低下すると、血流も悪くなります。髪の毛は血液を取り込んで成長するため、血流をよくしておくことは、髪質改善のためにとても大切なのです。

これだけは守ろう。髪質改善の5箇条

こうした原因で起こる髪のパサつきを防ぐためにも、髪質改善の5箇条を知っておきましょう。5箇条を通して、生活習慣を整え、血流を良くすることが大切です。

1. 睡眠をしっかりとる

睡眠
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髪質と睡眠に相関関係があることは、あまり知られていませんが、睡眠は髪質改善の基本です。睡眠中には、成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンが不足すると、髪の成分であるタンパク質の合成が十分に行われなくなります。そのため、しっかりと睡眠をとることが髪質改善にはとても大切なのです。

2.栄養のある食事をとる

髪の栄養は、血液から取り込まれます。しっかり栄養バランスよく食べていると、血液から十分な栄養が髪に運ばれるため、髪質の改善につながります。

3.運動をする

全身を動かす運動、有酸素運動をすることで、血流を改善します。ウオーキングや軽いジョギングがおすすめです。

4.リラックスする時間を持つ

緊張状態が続いているとき、不安な状態が続いているとき、人は肩をすくめた状態で日々をすごすことが多くなります。すると、首の後ろや肩周りの筋肉を縮めた状態が続くので、血流は悪化し、こりやすくなります。さらには頭の血流も悪くなってしまいます。そのため、リラックスして過ごす時間を持つことは、髪質にとっても大切なことなのです。

5.毎日頭皮に触れる習慣を

毎日頭皮に触れる時間をつくり、軽くマッサージしてあげる時間をつけましょう。頭皮マッサージによって、血流のよい状態を保ちます。

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永田京子

永田京子

株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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