【時短トレ】歯磨きしながら内腿引き締め!簡単だから毎日続けられる「骨盤底筋トレーニング」

 【時短トレ】歯磨きしながら内腿引き締め!簡単だから毎日続けられる「骨盤底筋トレーニング」
AdobeStock
中村優希
中村優希
2022-09-28

年齢を重ねると代謝が落ちやす脂肪がつきやすくなります。気がついたら内ももがたるんで、両太ももの間の隙間がなくなってしまったという人もいるのではないでしょうか。普段の歯磨きやドライヤーをしている少しの時間で美脚になれる、骨盤底筋トレーニングをご紹介します。

広告

内ももがたるむ原因

足の筋肉の中でも特に衰えやすいと言われている内ももの筋肉である「内転筋」。チェック項目に一つでも当てはまる人は内転筋が衰えているかもしれません。

・座っている時いつも足を開いている
・靴底の外側がすり減っている
・O脚である
・太ももの外側の筋肉が張っている
・お尻が垂れている

上記の項目に共通して言えるのが外側重心になっているということです。外側重心で生活していると内転筋が衰えると言われています。また長時間のデスクワークや、リモートワーク等により歩く機会が減っていることも、足の筋肉が使われず内転筋が衰える原因となってしまいます。

トレーニングなどで効果的に鍛えることも大切ですが、普段の生活で心がけることも同じくらい大切。座っている時は足を閉じるように意識する、駅や電車で立っている時も歩く時も重心の掛け方を意識するなど、普段の生活から見直してみましょう。

内もも引き締めには「骨盤底筋群」を鍛えよう

骨盤底筋とは、私たちの骨盤の一番下にある筋肉でハンモック状の形をしています。骨盤底筋には子宮や膀胱、直腸などを下から支える役割があります。また深層筋の横隔膜や腹横筋、多裂筋とともに姿勢の安定に導く体幹を支え、内ももの内転筋やお尻の大臀筋とも連動しています。この骨盤底筋は加齢とともに衰えやすく、特に出産を経験した方は緩みやすくなると言われています。骨盤底筋が緩んでいると尿漏れにも繋がるので注意が必要です。

骨盤底筋が鍛えられていると、普段立っている時や歩いている時にも内ももやお尻の筋肉がきちんと使われるので、内ももやお尻が引き締まり美脚へとつながります。また骨盤の歪みの改善にも効果があるので、ぜひ鍛えておきたい筋肉の一つです。

骨盤底筋
AdobeStock

骨盤底筋を鍛える「ながらトレーニング」

歯磨きやドライヤーで髪を乾かす際に、ついでにトレーニングできます!

①クッションや厚めのタオルを、内ももに挟んで立ちます。

骨盤底筋
photo by Yuki Nakamura

②内腿にキュッと力を入れて、お尻の穴を上に引き上げます。

骨盤底筋
photo by Yuki Nakamura

③このままキープして、歯磨きやドライヤーを行って下さい。

骨盤底筋
photo by Yuki Nakamura
広告

AUTHOR

中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

骨盤底筋
骨盤底筋
骨盤底筋
骨盤底筋
【時短トレ】歯磨きしながら内腿引き締め!簡単だから毎日続けられる「骨盤底筋トレーニング」