更年期女性のためのヨガクラスが人気の理由とは

 更年期女性のためのヨガクラスが人気の理由とは
Mika nakayama

若い人ばかりのヨガクラスは通いにくい!年代特有の不調に効くポーズを教えて欲しい!そんな声に応えて、多くのヨガメソッドを開発する峯岸道子先生の「over50」クラスがオープン。いきいきとした女性たちの笑顔の理由とは?更年期女性におすすめのポーズもご紹介。

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同年代の悩みを共有し、安心してヨガに集中できる

閉経を迎え、体調に変化の起きやすい50代こそヨガを必要とする年代。若いメンバーに遠慮せず、身体の不調を共有しながらヨガを行う場としてオープンしたのが、『over50』のクラスです。「来るべきシニア世代を、より快適に過ごすこと、変化していく身体機能に適したヨガを行うことで、衰えや不調を軽減させることが目的です。特に更年期の悩みを解消するプログラムやシークエンスを重視し、無理なく行うのがクラスの特徴ですね」 と峯岸先生。同年代の集まるクラスは、安心感が漂ってなごやか。レッスンが始まれば、だれもが真剣にポーズと向き合い、年齢を超えた若々しさがあふれていました。

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肩関節の詰まりを感じさせずに胸を開くことのできるトリコーナーサナで、ストレス、不定愁訴を遠ざけます。ポイントは、肘からまわし上げること。(Photo by Mika Nakayama)

 

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肘から上げることでスムーズに腕が上がり、心地よさを味わえるんだそう。(Photo by Mika Nakayama)

年代特有の不調に効くポーズ

お馴染みのポーズもアレンジを加えると、より効果的に。無理なく行えることが大切だそうです。

1.手の平を逆手に置いたキャット&カウで五十肩を防ぐ

手の平を逆手にし上腕を外側にまわして呼吸を行うことで、肩の筋肉であるローテイタカフが可動。スムーズに動く肩関節を取り戻します。

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Photo by Mika nakayama

2.つま先立ちで内転筋・骨盤底筋を鍛え、尿漏れを予防

膝を閉じてつま先立ちになり、頭上で両手を合わせます。内転筋にぐっと力を入れて骨盤底筋を引き締めることで、尿漏れの悩みを解消へ。

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Photo by Mika nakayama

3.横たわった合せきのポーズで便秘や内臓下垂を解消

内臓をリラックスさせ、腸の働きを調整。仙骨の下にブロックやタオルを置き、仙骨の上の直腸への刺激と共に、下垂気味になっている内臓の位置を戻していきます。

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Photo by Mika nakayama

教えてくれたのは...峯岸道子先生

ヨガインストラクター。「Body & Mind Yoga Studio」を主宰し、35年以上の指導経験を持つ。肩甲骨ヨガなどの独自メソッドは、ワークショップや指導者育成でも好評。

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Mika nakayama
Text by Akane Shirae

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