【歩き方からわかるお尻の筋力】お尻を横に揺らしながら歩いてない?臀筋を鍛える立ったままエクサ
歩く時、身体の重心が片側にずれて腰やお尻を横に揺らしながら歩いていませんか?この歩き方をしている方はお尻の筋肉が弱っている可能性があります。
骨盤がグラグラ横にずれずに軸をまっすぐ安定させて歩くには、お尻の中臀筋という筋肉が大切になります。
中臀筋は、大臀筋の深層にあるお尻の筋肉です。脚を外に広げる働き、片足でバランスをとる時に軸足側の骨盤が外側にずれないように制御する働きなどをして骨盤を安定させるのに貢献しています。骨盤を水平に保つのに大切かつ二足歩行をするのに欠かせない筋肉です。
中臀筋弱化のデメリット
・体幹のバランスが安定しない
・歩行時に地面から浮いている側の骨盤が下がってしまう
・片足になった時に体幹が軸足側に傾いてしまい膝に負担がかかる
お尻の筋肉は左右差が出やすいため、まっすぐ歩くためにも骨盤を整えるためにも中殿筋の筋力が衰えないように動いていきましょう。
立ったまま中臀筋エクササイズのやり方
1)両手を椅子の背もたれに添えて立ち、右足を一歩真横にすべらせる。
2)その位置から右足を真横に上げる×下げる動作を10回×2~3セット程度行う。反対側も同様に行う。
ポイント:回数はあくまで目安です。お尻の横側に効いている感覚が得られるまで繰り返してみましょう。足を斜め前に向けて上げると大腿四頭筋に効き、足を斜め後ろに上げると大殿筋に効きやすくなってしまうため真横に上げることを意識してください。また、足を高く持ち上げようとすると体幹が動いて中臀筋のエクササイズにならないため、無理して足を上げようとせず体幹をまっすぐに保つようにしましょう。
▼ 詳しいやり方を動画で見たい方はこちら ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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