【開脚が変わる裏技】股関節や腰を痛めずできる!内腿の緊張をゆるめる「ツボ押し&ほぐし術」
曲げたり、伸ばしたりを力ずくでするのは、効果がないばかりかけがのもと。そこで、硬い部分と相関する部位を、やさしく刺激するだけで体が変わる裏技ワークを紹介。併せて柔軟性UPヨガも行って!
体の連動性に目を向けて関連部位を刺激
体は各部位が連動し合っているため、硬い部分とつながっている指や舌などの「関連部位」を刺激すると力みが取れて柔軟性が 。これが裏技ワークの考え方です。「ベースは沖ヨガの教えで、生命の働きを本来の状態に戻すには、全体を見てアプローチするという特徴があります。また、東洋の人体観にはエネルギー(気)が流れるツボや反射区などがあり、関連があるところを刺激すると効果があると考えます」(鈴木伸枝先生)
裏技ワークは即効性がありますが元に戻りやすい一面も。柔軟性を保つには、ゆるんだところでストレッチ効果のある柔軟性ヨガを行い、脳に本来の筋肉の長さをインプットさせることが大切です。
開脚が変わる裏技ワーク
お手本
①手のひらマッサージ
股関節や腰を痛めず脚を開くためには、内腿の緊張をゆるめるのが鍵。内腿の関連部位は手のひらにあり、親指の付け根から手首までのふくらみに沿ったマッサージが効果的。
楽な姿勢で座り左手のひらを上向きに。右手で左手の甲を支え、左親指の付け根から手首までのふくらみに沿って、右親指の腹で強めに20秒もみほぐす。反対側も。
親指の腹で手のひらを掘るように押し、少し痛いくらいの強さがベスト。痛い部分は重点的に。
②手の親指と小指を開く
手指の中で脚に関連する親指と小指を大きく開くワークも、開脚ポーズを深める裏技です。机の縁などに小指をかけて、親指をしっかり引っ張るのが柔らかくするポイント。
机や椅子の座面の縁に右手の小指をかける。左手で右親指を握ったら斜め上方向に引っ張り上げる。10秒×2セット。反対側も。
優しく引っ張っても効果なし。親指の付け根の皮膚がピリッとするくらい強めに引き上げて。
開脚が変わる柔軟性UPヨガ
門のポーズのアレンジ
体の前に両手をついて体を安定させ、片脚ずつ内腿をストレッチ。呼吸しながら内腿がじんわり伸びる感じを味わえたらOK。
四つん這いになりつま先は立てておく。左脚を体の真横に伸ばし足裏は床につける。
右かかとに向かってお尻を後ろに引いていき、左内腿を伸ばして30秒。できる人は引いたお尻をかかとにつけてOK。反対側も。
#ヨガジャーナルフレンズが試してみました!
Before
「脚を開こうとすると内腿がこわばりロックされた状態に。これ以上は痛みがあるので怖くて開けません」
After
「脚を開く過程で感じていた痛み、こわばりが消えました。膝を伸ばした状態で開脚をキープできて感動です!」
舌の位置で柔軟性が変わる
口の中は敏感なので舌を動かすと、その方向によって柔軟性が即変化します。舌を丸めるのが難しければ手でサポートしてもOK。
上:後屈
下:前屈
丸める:ねじり
横:側屈
教えてくれたのは...鈴木伸枝先生
「自分を生かすYOGA」をモットーに、東京と奈良を拠点に心と体をベストコンディションに導くヨガを指導。平日は毎朝インスタグラム(@nobue.style)からヨガクラスを配信しヨガを気軽に日常生活に取り入れる機会を提供。
白のトップス¥6,380、中に着た白のブラトップ¥6,050、グリーンのトップス¥10,450、グリーンのボトムス¥14,300、ベージュのボトムス¥9,900/すべてダンスキン(ダンスキンビューティフルシングスシブヤヒカリエシンクス 03-6434-1672)
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