【下腹ぽっこりさんは尿もれしやすい?】お腹痩せ&尿もれ改善に効果|薄いお腹を作る万能エクササイズ
お腹痩せ=腹筋と思っている人も多いと思いますが、「腹筋しているのに下腹が凹まない」とお悩みの人もいるのではないでしょうか? お腹太りを根本から解決したいなら、おすすめなのが「深層筋エクササイズ」。深層筋を引き締めて脂肪を蓄積しにくくする、魔法のようなエクササイズです。
ぽっこりお腹は深層筋を使わないと凹まない!?
いわゆる腹筋と言われるお腹のトレーニングで代表的なのは、仰向けに寝て膝を立て、頭を上げ下げする運動がポピュラーかと思います。素早く腹筋を割りたい人(シックスパック腹直筋強化)にはおすすめめですが、ゴツゴツしていない薄くてしなやかな女性らしいウエストのラインを目標にしてる人には別の方法がおすすめです。
ぽっこりお腹は皮下脂肪ではなく、内臓脂肪の蓄積や内臓下垂が要因となり起こっているので、内臓を支える深層筋を鍛えなくては根本的な改善や予防に繋がりません。そんなぽっこりお腹の改善や予防には、腹横筋までアプローチをかけられるお腹のエクササイズが効果的。深層筋を使うエクササイズなら、内側から体を燃やすことができ、内臓や骨格を支える筋肉が備わり、美しいお腹のラインを作ることができるのです。
ぽっこりお腹の人は尿漏れしやすい
多くの女性を悩ます尿漏れは、年齢を重ねるごとに頻度が高くなる人が多いトラブル。尿漏れを防ぐ筋肉は、下腹部の深層筋で内臓を支える役割もある筋肉と同じ骨盤底筋。
骨盤底筋は薄い層になっている筋肉で、内臓を下支えしたり尿漏れが起きないように締めてふたをする役割がありますが、分厚いお腹の脂肪で重く下がって押されれば、尿漏れを防ぐ機能も低下します。骨盤底筋の強化をして、内臓下垂やお腹の脂肪蓄積を減らし、ぽっこりお腹と尿漏れの両方を改善していきましょう。
ぽっこりお腹も尿漏れもまとめて改善エクササイズ
今回は、3段階のレベル別でエクササイズをご紹介します。ボールを持っている人は、慣れてきたらボールを使い、レベル3やSpecial challengeまで挑戦してみて下さい。
坐骨を着くので、ヨガマットやお尻が痛くならない敷物をご用意ください。今回のポイントは呼吸ですので、胸式呼吸を意識しましょう。
LEVEL-1
①膝を立て、左右の足裏を床に着けて座り、両手で左右それぞれ膝の裏側を持ちます。
②骨盤を後ろに倒して、腹部で背骨を押します。背中から頭は斜め上方向へ引っ張るように意識します。横から見たときに体が「C」の形になっていればOK。両手は体の横に添え、この姿勢をキープします。
③お腹を内側に引き込み胸の方へ引き上げたら、鼻から吸って背中や肋骨を広げ、口から吐き出しながら肋骨や広がった背中を引き締めます。
④呼吸をしながら息を吐くタイミングで右足を上げて、また次の吐くタイミングで左足と空中で入れ替えます。10セット繰り返しましょう。
LEVEL-2
ポイントは、呼吸と「C」の姿勢をキープすること。
①LEVEL-1の動きから、両腕の支えを取り、胸の前に両腕を伸ばします。
②息を吐くタイミングで足を空中で入れ替えましょう。これも10セット行います。
LEVEL-3
ボールの上に座り、「C」の姿勢と呼吸を準備します。
①両手を体の横に添えて、LEVEL-1と同様の動きを10セット行います。
Special challenge
①LEVEL-3の状態から、右足を床から浮かせてキープ。左腕を胸の前へ伸ばします。
②支えている右手を指1.2本のバランスにして、一呼吸キープします。
③逆足も繰り返し、全部で5セット行いましょう。
④慣れてきたら、両腕を前へ伸ばし、片足キープにチャレンジしてみてください。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く