賞味期限切れ食品や野菜、入ってない?ぎゅうぎゅう冷蔵庫から食品ロスゼロへ!食べきる収納アイデア

 賞味期限切れ食品や野菜、入ってない?ぎゅうぎゅう冷蔵庫から食品ロスゼロへ!食べきる収納アイデア
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暑くなってくると、冷たい水やお茶がほしくなります。カラダを冷やす冷たい飲み物は控えたいところですが、ほしくなる。冷蔵庫の中で、ドリンク類の占める割合が大きくなります。さらにお子さんが夏休みともなれば、食材も増えて、冷蔵庫の中がパンパンになりがち。奥に入れたが最後、買ったことすら忘れてしまう…(涙)しかしぎゅうぎゅう冷蔵庫では、食材ロスも多くなるし、熱効率も悪い。そこで、今回は「食べきる」冷蔵庫の収納アイデアをお伝えします。

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賞味期限切れや干からびた野菜、ありませんか?

買ってきたものを適当に詰め込んで、冷蔵庫の奥や底の方はカオス状態。賞味期限切れや干からびた野菜なんて当たり前だった、かつてのうちの冷蔵庫。収納のひと工夫で、「忘れてた」「買い過ぎた」は、圧倒的に少なくなりました。余計な出費も減って、自分を責めることもない。使いやすい。しかも食品ロスが減り、地球にも優しい暮らしになります。

冷蔵庫整理の基本も、ほかのところを片付けるのと同じ。全部だして分けて、よく使うものを使いやすい所に置いていくだけ。

冷蔵庫に入ってるものは、賞味期限があるものがほとんど。パンパンに詰まった冷蔵庫の人は、まず賞味期限切れを一掃するだけでも、かなりスッキリするはずです。

そして、「食べきる」冷蔵庫にするべく、何が、どれだけあるか、すぐわかる(覚えてなくても見ればすぐわかる)仕組みづくりをしていきます。

食品ロスを減らす「食べきる」冷蔵庫収納アイデア

①買い過ぎない

②よく使うものを使いやすいところに

③一緒に使うものをまとめる

ひとつずつ説明します。

①買い過ぎない

そもそも「詰め込み過ぎない!」は、収納以前の大事なポイントです。

安売りで買いだめしても、使いきれなければ本末転倒。食べきれる量しか買わない。どれだけあればいいのか、どれぐらいで消費するのか、買い物へ行く頻度と合わせて調整していきます。

冷凍庫はぎゅうぎゅう詰めがいい(むしろ効率よく冷えていい)のですが、逆に、冷蔵室・野菜室は、冷えにくくなるため7~8割ぐらいの量が望ましいそうです。

なお、買ってないけど「ありすぎて使いきれなかった」代表に、家庭菜園のおすそ分けがあります。新鮮な旬の野菜は、ありがたいけど、ありすぎても困りもの。大量消費するにも、冷凍するにも限界があります。もらう時に丁重にお断りしたり、貰っても他で欲しい人を見つけられるといいですね。

「買い過ぎない」ようにするには、冷蔵庫の中に何があるのか、把握する必要があります。重ねて置いたり、奥に押し込んだりしたら、わからなくなるのは当然です。パッと見てすぐわかる置き方が、ポイントになります。

②よく使うものを使いやすいところに

よく使う食材や調味料(特に定番品)の収納場所を、いい位置(取り出しやすくしまいやすい)にすると、使いやすさがグンとアップします。在庫チェックも簡単!よく使うものから、いい位置へ置いていきます。

冷蔵室は、前から見て、何があるかぱっとわかるように。一方、野菜室や冷凍庫は、腰より低い位置にあるご家庭が多いと思います。上から見て、ぱっとわかるように収納していきます。くどいようですが、できるだけ上に重ねないように置いていきます。深さがある場合は、立てて収納すると探しやすいです。

ちなみに、冷蔵室の奥行きを活かすなら、細長いトレーはオススメです。

冷蔵庫収納ケース
Photo by M-select

 

③一緒に使うものをまとめる

一緒に使うものをトレーやカゴにまとめておくと、必要な時にサッと取り出せて、仕事が早くなります。冷蔵庫を何度も開け閉めしなくていいから、節電効果もあるし、食材の傷み防止にもいい。

わたしは、みそ汁を作る時に必要な、みそと粉末だし、乾燥わかめを【みそ汁セット】として、ひとつのトレーにまとめてます。乾燥わかめは、酢の物で使うこともあるけど、頻度としてはみそ汁に入れることが多いので、みそ汁セットに入れてます。このほか例えば、朝食で使うバターやジャム、ハムをまとめた【朝食セット】や、梅干しや岩のりをまとめた【ご飯のお供セット】など。あると便利なセットは、ご家庭によって違ってくると思います。オリジナルの便利セット、よかったら試してみてね。

冷蔵庫収納セット
Photo by M-select

 

冷蔵庫の余白が、心の余白になる

最後に、うちの冷蔵庫を参考までに。(調味料多過ぎ?!料理苦手だからこそ、頼ってしまう)

細長いトレーの活用(最上段、2段目)、みそ汁セット(3段目)、ご飯のお供セット(最上段)が写ってます。

冷蔵庫収納
Photo by M-select

この写真の中央部分をご覧ください。

冷蔵室の一等地に【余白】があります。実は、食品ロスを減らし、食べきる冷蔵庫にするには、【余白】が欠かせません。

余白部分には、残ったおかずを保存容器に入れて置いたり、鍋ごと入れたりできます。あと、賞味期限がせまっているものを置くのにも、もってこいです。目に入りやすい所に置くことで、忘れずに、食べきれます。

すいかを丸ごともらっても大丈夫。(例年今ごろ数回ある。大好物でもなく、二人暮らしに丸ごと一個って…ぼやきつつも、冷蔵庫に難なく収めたら、素直に感謝です)冷蔵庫の余白が、心のゆとりにつながります。笑

物も気持ちも、詰め込みすぎず、余白があるといいですね。

モヤモヤする時は、冷蔵庫からスッキリしてみるのはいかがでしょうか♪

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黒山みちよ

黒山みちよ

片づけたい!変わりたい!を応援する整理収納アドバイザー。整理収納アドバイザー2級講座は毎月開催(オンライン、大阪)。心理学を活かした手放し方や、自分と向き合うワークショップ・個人セッションも人気。収納スペースも、心も、余白があるとラクになる!余白づくりの大切さを、stand.fmでほぼ毎日配信中。 ◆心理カウンセラー/米国NLP協会:トレードマーク:認定NLPマスタープラクティショナー



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