【体に優しい!おやつにも】管理栄養士の私がスーパーで必ず購入している食材5つとおすすめの食べ方
「管理栄養士が必ずスーパーで購入するもの」というと特別なもののような気がするかもしれません。しかし、私がいつも購入するものは、どこのスーパーにも当たり前にある食材ばかり。今回は、私がいつもスーパーで購入している食材の中でも特に、おやつにもなり重宝しているものをご紹介します。
おやつにもおすすめ!5つの食材
おやつや運動前の軽食にもぴったりな食材をご紹介します。スーパーで購入して、ストックしておきたい5つの食材です。
ナッツ
抗酸化力が高くビタミンEが豊富に含まれるナッツ類は、私が常備している食材の1つです。アーモンド、くるみ、カシューナッツなどが入っているミックスナッツなら、食感や味の違いも楽しめておすすめです。
塩分の摂りすぎを防ぐために、無塩タイプのナッツを選びましょう。そのまま食べるだけでなく、ヨーグルトやサラダにトッピングするのも合いますよ。
ヨーグルト
お腹の調子を整えるヨーグルトはカルシウムを多く含む食材です。腸内環境が整う理由は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌のおかげ。善玉菌が増え、腸内環境が整うことで、便通の改善や免疫力アップの効果を期待できます。
腸内に善玉菌が多い状態を保つために、ヨーグルトは毎日食べるのがおすすめです。
バナナ
値段が手頃で、1年中出回るバナナは購入しやすい果物の1つです。皮がむきやすく、さっと食べられるのもいいですよね。
バナナには、体内の余分な塩分を排泄するカリウムや、血糖値の抑制をする食物繊維が豊富に含まれています。また、果物に含まれる糖質はエネルギーに変わりやすいので、ヨガなど運動前の栄養摂取にもぴったりです。
豆乳
豆乳は良質な植物性タンパク質を含む飲み物です。体内で生成できない必須アミノ酸をバランスよく摂取できます。
また、大豆からつくられる豆乳は大豆イソフラボンも豊富。イソフラボンはエストロゲン(女性ホルモン)と似た働きをするので女性の方に特におすすめです。
豆乳は牛乳と同じようにそのまま飲んだり、料理やお菓子づくりに使ったりできますよ。
ハチミツ
砂糖の摂りすぎが気になりませんか?ハチミツを常備して、砂糖の代わりに使いましょう。果糖とブドウ糖からなるハチミツは、食べたあとすばやくエネルギー源になることが特徴の1つです。
いわゆる「砂糖」の主成分は「ショ糖」。ショ糖は果糖とブドウ糖が結合した状態であり、分解されなければエネルギーとして取り込めません。
一方で、元々果糖とブドウ糖でつくられたハチミツなら、すぐに消化されてエネルギーになり脳や体を元気にしてくれます。
おやつにおすすめの食べ方
おすすめする5つの食材を使って、簡単なおやつにしてみましょう。
バナナ×豆乳×ハチミツ(スムージー)
豆乳を選ぶときは、油脂や砂糖を加えていない「無調整豆乳」がおすすめです。無調整豆乳の味が苦手な方もバナナやハチミツを加えると飲みやすくなりますよ。
バナナ×ヨーグルト×ハチミツ
食物繊維が豊富なバナナと、善玉菌の多いヨーグルトの組み合わせです。おいしいだけでなく、お腹にもやさしいおすすめのおやつです。
冷凍バナナ
暑い夏は、アイスクリームを食べたくなりますよね。アイスに含まれる砂糖や生クリームが気になる方には、バナナを冷凍してみましょう。スライスして凍らせておくとそのまま食べたり、スムージーに入れたりしてひんやりスイーツを楽しめます。
ナッツ×ハチミツ
ナッツをハチミツで漬けると「ハニーナッツ」がつくれます。パンやチーズに乗せて、見た目も楽しんで食べましょう。
ヨーグルト×ナッツ×ハチミツ
カルシウムやビタミンEを手軽に摂れる簡単なおやつです。無塩ヨーグルトにハチミツの甘さをプラスします。
水切りしたヨーグルトにナッツとハチミツを加えて凍らせると、見た目もかわいい「ヨーグルトバーク」をつくれますよ。
今回はどこのスーパーでも手軽に買える、お腹や体に優しい食材をご紹介しました。わが家では常にストックして、おやつや朝ご飯にぱくぱく食べています。子供のおやつにも、おすすめですよ。
*乳児ボツリヌス症を防ぐため、ハチミツおよびハチミツを含む食品は「1 歳未満の乳児」には絶対に与えないように注意してください。
AUTHOR
なつめももこ
管理栄養士/Webライター/イラストレーター。管理栄養士として病院に7年間勤務。出産を機に「子どもとの時間を大切にしながら働くこと」を目標にフリーランスのWebライター&イラストレーターとして活動開始。現在は栄養に関する記事を執筆するほか、未経験からイラストレーターになる方法について発信している。
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