【三角筋を押して痛い人は腕がこっている】腕の重だるさを撃退!肩コリも解消する簡単肩ストレッチ
腕が重だるくてスマートフォンを持つのも疲れる。買い物袋を持つ気力がなく、買い物も躊躇してしまう。それくらい腕に重だるさを感じているあなたに、是非、日常のすき間時間に取り入れてほしい腕ストレッチがあります。腕コリ・肩コリも一気に解消されておすすめです。
スマートフォンを見る生活が日常になっている現代では、スマートフォンを持つ腕のだるさや疲れを感じている方が多くいらっしゃいます。腕の疲れを放っておくと、筋肉がこわばり肩に伝わり、慢性的な肩コリにも繋がってしまいます。まずは、自分の腕がどれだけコリが進んでいるかチェックしてみましょう。
腕コリチェック
腕のコリをチェックするには、肩を丸く覆っている「三角筋」の下の辺り(上腕表側)を指で押してみましょう。三角筋は腕を上げるとき、肩を前後や横に動かすときに大活躍している筋肉で、ここを押して痛く感じる場合は要注意です。
「三角筋」は腕の重さを支えて動かす役割があるので疲れやすい筋肉でもあります。なぜか腕が上がりにくいなと感じる方は、この三角筋のコリからきている場合があります。また、この辺りには臂臑(ひじゅ)と呼ばれる腕コリ・肩コリに効くツボがあります。是非一度、自分の三角筋の下辺りを指で押し、自分の腕のコリをチェックしてみましょう。
腕コリチェックで痛みを感じた人は、いつでも気軽にケアできる方法を日常のすき間時間に取り入れてみませんか!?
壁で腕伸ばし①
①壁にできるだけ近づき平行に立つ。足は軽く前後する。
②手のひら、腕内側全体が壁に当たるようにし、腕をできるだけ肩の高さ後方へ伸ばす。肩の付け根が外側に開くように壁にもたれかかる。反対の手は腰に置き、腰が反らないようお腹に軽く力を入れて、胸を開き深呼吸。
※反対の腕も同じように行なう
壁で腕伸ばし②
①手のひらから肘まで壁につけ、徐々に腕を上へと伸ばし、体重を壁にあずける。
②脇の下から腕が伸びている感覚を大事にゆっくり深呼吸。
※反対の腕も同じように行なう
床で腕伸ばし
①四つん這いになる。肘を床につき、手のひらを合わせ合掌。
②二の腕裏側全体が伸びるように、合掌の手を後頭部の方へ。お尻もかかとの方へ。背筋を伸ばしゆったり深呼吸。
※この動きは高さのある机や椅子の上に肘を置いて、背筋を伸ばしながら上半身の重みを沈めてみても同じ効果が期待できます
腕を上げたり、後方へ伸ばしたり、裏側を伸ばしたりと日常生活ではなかなかしない動きを取り入れることで、血液・リンパ液の流れも改善され、スッキリとても軽く感じられるでしょう。日常生活のちょっとしたすき間時間に気楽に取り入れてみてください。腕だけではなく、肩コリも軽減されていくかもしれません。ぜひ一度お試しください。
AUTHOR
元田裕子
ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。
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