40代ずん胴さんはお尻の筋肉を鍛えなさい|憧れのくびれ&お腹痩せを叶える「中臀筋」トレーニング
40歳を過ぎてから、だんだんくびれのないずん胴体型になってきた……、という人。 実はずん胴体型の原因となるのは、お腹の筋肉不足だけではありません。お尻の横にある「中臀筋」も大切な役割を担っているのです。
くびれを作る筋肉とは?
女性らしいカーヴィーなウエストラインには、いくつになっても憧れますよね。では、くびれを作っているのはいったいどの筋肉なのでしょうか? 腹筋(腹直筋)というイメージがある人も多いかもしれません。けれどくびれ作りに役立つのは、腹直筋よりも内側にある腹斜筋や腹横筋。お腹のインナーマッスルにあたる部分です。
40代がずん胴になるワケ
アラフォー世代になると「何だかウエストラインがたるんできた……」と変化を感じる人が増えてきます。その理由のひとつに、女性ホルモンの変化があります。40歳を超えた頃から女性のホルモンの一つであるエストロゲンの分泌が減少していくため、脂肪がつきやすく、また筋肉が働きにくい状態となるのです。
目覚めさせるべきは「中臀筋」
ウエストがたるんでくると、つい腹筋ばかりが気になってしまうかもしれません。けれど今回意識を向けて欲しいのは、骨盤の横にある中臀筋。そもそも筋肉は、単体で動いているわけではありません。私たちの体は筋膜連結(アナトミートレイン)にて、一見直接繋がりがないように思える部分でも連動性を持ち、お互いに影響し合っているのです。なので、腹部のインナーマッスルを働かせたい時は、その筋肉と連動性のある部分も目覚めさせていくことが大切になります。
くびれを作る腹斜筋は、骨盤の横にある中臀筋とも連動性があります。中臀筋は、骨盤を左右からサポートしたり、脚を横に持ち上げる時に働く筋肉。この体の繋がりを活かして、骨盤もウエストも効果的に引き締めていきましょう!
脱・ずん胴!骨盤&ウエストまとめて引き締めエクサ
▼動きを動画でチェック▼
1.足を肩幅に広げて立ち、手を骨盤の横に添えて、中臀筋に意識を向けます。
2.膝を曲げ、横に持ち上げます。
横から見たところ:膝は正面向き、しっかり真横に持ち上げましょう。
NG例:上げた脚が外股だと、中臀筋への効果が得られません。
3.脚の上げ下げを左右交互にバランスよく行います。(目安:左右合わせて10~20回)
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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