【オクラの栄養価に注目】暑い時期は旬のオクラで腸から健康に!管理栄養士考案「やみつきレシピ」
汗ばむ日も増えてきた今日この頃。寒暖差でバテを感じる人もいるのではないでしょうか。今日は、初夏から美味しくなるオクラの栄養素とたくさん食べられるおすすめレシピをご紹介します。
これから夏にかけて本格的に暑くなってくる頃。体調はいかがでしょうか?
朝夜は肌寒いのに、日中は汗をかくほど暑く、体も寒暖差に疲れてくる頃。そうすると、免疫力も落ちてきて風邪をひきやすくなってしまいます。食欲もない…という人は、旬の野菜を美味しく調理するだけで変わるはず。そこで今回は、初夏に食べたくなるオクラの栄養素とレシピの紹介です。
オクラの優秀な栄養素
初夏(6月〜)になると、スーパーには国産のオクラが並び始めます。ヘタ部分がしっかりとしているものが新鮮な証です。
夏バテ予防に!ねばねばの食物繊維
オクラの特徴といえば、ネバネバした食感。
その正体は食物繊維であり、オクラ100gあたりに約5g程度含まれています。オクラに含まれる食物繊維は、便秘予防に効果的。腸内環境を整える手助けをしてくれます。納豆や山芋と一緒にネバネバサラダとして食べると、食欲のない時でもサラサラと食べられる腸活食になり、おすすめです。
βカロテン
色の濃い緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンは、ビタミンAへ変換されて免疫機能を上げてくれます。
他にも、目の健康や肌・粘膜の健康に欠かせない栄養素。油と一緒に摂ることで吸収率もアップするので、良質な脂質を含む油と一緒に炒めるのがおすすめです。
オクラとソイミートのピリ辛和え
- オクラ 8本
- ソイミート(ミンチ)50g
- ★コチュジャン 5g
- ★豆板醤 5g
- ★ケチャップ 20g
- ★塩 少々
- ★砂糖 少々
- ごま油 大さじ1
- サンチュ(お好み)
①ソイミートは、乾燥したものにお湯をひたひたになるまで注ぎ、3分ほど放置しておく。水を切り、軽く絞って水分を除いたら、もう一度水にさらし、水を切る。(これで豆臭さが軽減する)
②★の調味料を合わせ、ソイミート全体に混ぜ込む。
③ごま油をフライパンに入れ、オクラに焼き目がつくよう炒める。(オクラはしっかり洗って、へたまで丸ごと食べましょう。意外と美味しいですよ)
④オクラを別皿に移し、②のソイミートを軽く炒める。
⑤サンチュとオクラ、ソイミートのピリ辛炒めを盛り付けて出来上がり。
辛さを加えることで、食欲を引き出します。お好みで糸唐辛子や海苔をトッピングして食べると、韓国風になってどんどんお箸が進むでしょう。
また、お肉ではなくソイミートを使うことで、脂っこさの軽減や胃もたれを防止できます。しっかり豆臭さを除きつつ、調味料で風味づけすれば常備菜としても優秀な一品になります。暑い夏を乗り越えるためのレシピ、試してみてはいかがでしょうか?
AUTHOR
河原あい
フリーランスライター。福岡出身。管理栄養士免許取得後、環境系大学院博士課程にて乳酸菌の研究中。プラントベース・ヴィーガンな栄養学、インナーケアに関する記事の執筆と、腸内環境を整えることの大切さをSNSにて発信している。
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