カンタンでおいしい「卵×野菜トースト」で痩せる仕組み【管理栄養士のダイエット朝食】

 カンタンでおいしい「卵×野菜トースト」で痩せる仕組み【管理栄養士のダイエット朝食】
石松佑梨|GLOCAL EATs
石松佑梨
石松佑梨
2022-08-23

朝食をトーストだけで済ませてしまうような「糖質単体の食事」は血糖値を急上昇させる他、必要なタンパク質や食物繊維、ビタミン、ミネラルが不足するため基礎代謝を低下させてしまいます。ダイエット朝食では、パンにタンパク質と食物繊維を組み合わせます。忙しい朝食におすすめしたいタンパク質源が卵です。これに食物繊維が豊富な野菜を組み合わせます。ここで紹介する3つの野菜それぞれのダイエット効果も見てきましょう!

広告

「ダイエット朝食」のルール

朝食をトーストだけで済ませてしまうような「糖質単体の食事」は血糖値を急上昇させる他、必要なタンパク質や食物繊維、ビタミン、ミネラルが不足するため基礎代謝を低下させてしまいます。ダイエット朝食では、パンにタンパク質と食物繊維を組み合わせます。これにより、以下のようなダイエット効果が期待できます。

  1. 血糖値の急上昇を防ぎ、肥満を防ぐ
  2. 満腹感が得られやすくなる
  3. 筋肉量が増えて基礎代謝が上がる

パン+卵(タンパク質)+野菜(食物繊維)のダイエット朝食

ダイエットトースト

忙しい朝食におすすめしたいタンパク質源が卵です。これに食物繊維が豊富な野菜を組み合わせます。ここで紹介する3つの野菜それぞれのダイエット効果も見てきましょう!

ブロッコリー×ゆで卵

ブロッコリー
photo by Adobe Stock

低糖質で高タンパク質なブロッコリーは、ボリューム感があるのも嬉しい点です。抗酸化作用の高いビタミンCは12〜3月ごろ最も高くなりますが、レンジ加熱してもほとんど減らないこともわかっています。

ゴーヤ×炒り卵

ゴーヤチャンプルー
photo by Adobe Stock

ゴーヤの苦味成分は、血糖値を下げる働きがあると言われているモモルデシンです。血糖値の急上昇を防ぐ食物繊維も豊富ですので、パンやごはんなどの糖質と組み合わせて食べるのは理にかなっています。

また、ゴーヤは野菜の中でもビタミンC含有量がダントツに多く含まれています。夏は紫外線ストレスによってもビタミンCの必要量が増えますので、旬の時期には積極的に取り入れていきたいですね!

アスパラガス×目玉焼き

グリーンアスパラガス
photo by Adobe Stock

アスパラガスの名前の由来は、ギリシャ語の「新芽」だそうです。体に潤いを与えて余分な熱を取り除きつつ、利尿を促すことで水分の巡りを良くします。のぼせやほてり、むくみを解消するほか、豊富な食物繊維は便秘予防にも適しています。

また、アスパラガスから発見されたアミノ酸「アスパラギン酸」は、エネルギー代謝に必要な栄養素です。ダイエット目的だけでなく、夏の暑さにも負けぬようしっかりエネルギーを作っていきたいですね!

いかがでしたか?

今日も頑張りすぎない食トレで燃える一日をお過ごしください。いってらっしゃい!

広告

AUTHOR

石松佑梨

石松佑梨

サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの専属管理栄養士として従事。のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は企業の健康経営や地域創生も展開する。幼い頃から「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」で、誰もがおいしく食べて健康になれる社会を目指している。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

ダイエットトースト
ブロッコリー
ゴーヤチャンプルー
グリーンアスパラガス