手・腕は疲労を感じやすい部位|リラックスを高めるにはハンドマッサージが有効?心理的な効果とは
効果的なハンドマッサージのやり方とは?
ハンドマッサージの恩恵を受けるためには、より効果的な方法をとりたいもの。そこで心理学の視点から心がけたいポイントをお伝えします。
痛いよりも優しく
マッサージというと、ゴリゴリと痛くやってしまいがち。心理的にゆるむには痛いよりも『ちょっと物足りないかな?』くらい優しく行うのが良いとされています。マッサージというよりもタッチして触れるようなイメージ。普段たくさん頑張ってくれている腕を労わるような感覚で優しくマッサージしてみましょう。
マインドフルネスを取り入れる
マッサージだけでも良いのですが、マッサージして触れた時の皮膚の感覚、筋肉の状態、骨の硬さなど触覚を使って、自分の手や腕が今どんな状態かを観察して行ってみるのもオススメ。これは五感のひとつ、触覚を使ったマインドフルネスの練習にもなります。マインドフルネスが苦手な人も、これならやりやすいはず。
継続は力なり!細く長く続けてみよう
手や腕ならセルフマッサージができるので、日々のケアとして続けやすいです。最初は効果を実感しづらいかもしれませんが、続けていくことで徐々に感覚が掴めるようになっていくでしょう。ヨガ哲学の中に【シャウチャ】という教えがあります。これは、浄化・清潔・清浄といった意味。手や腕は私たちの日常生活を支えてくれる、なくてはならないツールです。そうしたツールも無碍にしているといずれガタがやってきます。日々頑張ってくれていることに感謝をし、労りながらメンテナンスを行うようにしましょう。
AUTHOR
南 舞
公認心理師 / 臨床心理士 / ヨガ講師 中学生の時に心理カウンセラーを志す。大学、大学院でカウンセリングを学び、2018年には国家資格「公認心理師」を取得。現在は学校や企業にてカウンセラーとして活動中。ヨガとの出会いは学生時代。カラダが自由になっていく感覚への心地よさ、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じヨガの道へ。専門である臨床心理学(心理カウンセリング )・ヨガ・ウェルネスの3つの軸から、ウェルビーイング(幸福感)高めたり、もともと心の中に備わっているリソース(強み・できていること)を引き出していくお手伝いをしていきたいと日々活動中。
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