ぐっすり眠るために【寝る前3分】理学療法士が教える、自律神経の乱れを整える簡単ストレッチ

 ぐっすり眠るために【寝る前3分】理学療法士が教える、自律神経の乱れを整える簡単ストレッチ
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Ayaka
Ayaka
2022-04-10

スマホやパソコンを見る時間が増えたことで自律神経の乱れに悩む人が増えています。今回は、寝る前に行うと良い背骨リセットストレッチをご紹介します。10年後の健康のために今できることからしていきましょう!

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あなたの自律神経は乱れている?チェックリスト

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・慢性的に頭痛がある
・寝つきが悪い、眠りが浅く、すぐに起きてしまう
・動悸がする
・めまいがする
・便秘や下痢などが続いている
・身体のだるさが続いてなかなか取れない 

該当する方は自律神経が乱れている可能性があります。

自律神経とは

呼吸・血流・体温調節・消化・免疫などのさまざまな機能を無意識に調整している神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。 

交感神経

昼間の活動時に働き、緊張したり興奮した時に汗を出したり、心臓の鼓動を速めたりします。

副交感神経

リラックスしている際に働き、夜間や寝ている時には内臓の働きを高めて身体のメンテナンスを行っています。

この二つの神経のバランスが崩れることで、身体のいたるところに不調が現れてしまいます。

自律神経を整えるためには

質の高い睡眠を心がける

自律神経を整える上でとても大切になってくるのが睡眠です。適切な睡眠時間は1日6時間半〜7時間と言われています。長く眠れば良いというわけではなく、深い睡眠を意識することが大切です。

睡眠の質を上げる方法についてはこちらの投稿で詳しく解説しています。

 

定期的に運動をする

運動をすることで全身の血流が良くなります。特に、自律神経の束が通っている「背骨」を柔軟に動かすことで自律神経を整えることができます。

自律神経を整えるには運動と休息のバランスがとても大切です。忙しいとついつい削られてしまう運動と睡眠の時間ですが、人間にとってはなくてはならない大切な時間です。

自律神経を整える背骨リセットストレッチ

背骨リセットストレッチ①(屈曲・伸展)

 ayaka

①四つ這いの姿勢になる
②視線を斜め上に向けながら背骨を反らす(息を吸う)
③手でマットを押し、おへそを覗きこみながら背骨を丸める(息を吐く)

背骨リセットストレッチ②(側屈)

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①右膝が上になるように膝を曲げた状態で重ねる
②右手は体の横に置いて左手を横から上にあげる(息を吸う)
③体全体を右に傾ける(息を吐く)
④左右共に行う

背骨リセットストレッチ③(回旋)

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①仰向けで両膝を立て、両手は肩の高さに広げ手の平は下に
②両足をぴったりとくっつけ右に倒し、首は左に向ける
③肩が浮かないように注意しながら左右行う

詳しい方法は動画付きでこちらでご紹介しております。

自律神経の乱れで起こる症状は、軽いものなら我慢できてしまう方が多いです。
しかし、放っておくと大きな病気に繋がってしまう可能性があります。しっかりと向き合って対策をしていきましょう。生活習慣を見直して、いつまでも若々しい身体をキープしましょう!

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Ayaka

Ayaka

医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。



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