片付けは『引き算』で考える! 整理収納の際に最初にしてはいけないこと
片付けや整理収納を考える際、まずは正しい順番を理解すれば後悔のない部屋づくりの第一歩になります。今回は片付けの際にまず最初についしてしまいがちなことについて。
収納用品、収納グッズを先に買わない
片付けや部屋作りを考える際にやりがちなのが、『収納グッズをまず買うこと』 。
今はホームセンターや100均などでおしゃれで機能的な収納用品がたくさん販売されているので、つい先に揃えたくなりますが、収納グッズに行き着くまでの行程を間違えると、スッキリするどころかさらに散らかるはめになります。
片付け苦手さんこそ収納用品は最後に揃える
片付けが苦手な方が、雑誌やSNS、テレビでも時々おしゃれな収納グッズ、100均アイテムを使ったアイデア収納を見たりすると、
『私もやってみたい!!』
『私も欲しい!!』
となって、いきなりそれらを入手すると、入手しただけで満足してしまうことが多いです。
そして、そんな収納グッズも立派な『モノ』。
モノを減らそうと片付けようとしているはずが、先に収納グッズを買ってしまうと、一時的ではありますが『モノを増やしている』事態になってしまいます。
確かに便利でおしゃれかもしれませんが、『自分の部屋に合う』とは限りません。まずは片付けようと決めた場所の
・手放すモノと残すモノを精査
・残ったモノの使いやすい配置を考える
・さらに使いやすくするために収納用品を用意する
大まかにこの流れで行うのが鉄則です。
片付けは引き算。収納用品を買う事は足し算
とはいえ、収納グッズを買う事は決して悪いことではありません。
しかしそれらの本来の便利さを活かせなかったら、ただ不要なモノを家に招き入れただけになってしまいます。
もちろん おしゃれな収納グッズやアイデア収納を見て、形から入る事もありだと思います。
『ケースに入れたほうが方が取りやすいな』
『この入れ方だとしまいにくいからもっとしまいやすくなるようなケースに入れよう』
というように、本当に自分の暮らしに合う収納は、不要なモノを取り除いた後に、必要なモノだけで実際に暮らしてみると自ずと見えてくるものです。
『まずは収納グッズ買わなきゃ!』
と考えてしまう時は、一度踏みとどまってみて、その収納グッズをどこでどのように活かすか、イメージしてみることが大切です。
AUTHOR
miyaco
HSP系整理収納アドバイザー(整理収納アドバイザー1級保有)。片付けと出会ったことで、数年に及ぶ"汚部屋"生活から卒業。「部屋と向き合うことは自分と向き合うこと」ということに気づき、整理収納アドバイザーに。自身がHSP気質であることから、HSP向けの整理収納アドバイスを行うほか、SNSでも発信。
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