【お正月太りしてしまった人へ】食べ方を変えるだけ!無理なくできる時短ダイエット術
2.食事の始めに野菜を食べる
食物繊維を最初に食べることで血糖値の急上昇を抑えることができ、脂肪蓄積防止につながります。逆に空腹時からいきなり糖質をたくさん摂ってしまうと、血糖値が急上昇してインスリンが大量に分泌され、糖を脂肪に変えて体に蓄積させてしまいます。そのため、空腹時からいきなり糖質の高い食事をすることは避け、必ず食事の最初に食物繊維を摂るようにしましょう。サラダでもいいですが、なるべく食物繊維の豊富な葉物野菜や海藻類、きのこ類を食べるようにし、体の冷えを防ぐためにも温かいスープや温野菜などで、味付けも塩分を控えめにするのがおすすめです。
3.野菜のあとはタンパク質をしっかり摂る
ダイエットに欠かせないのが、タンパク質の摂取です。体にとって必要不可欠な三大栄養素の1つで、炭水化物や脂質に比べて太りにくくダイエット期間中の主力となります。何かとこれまで炭水化物や脂質中心の食生活を送ってきていたという人は、食物繊維やタンパク質を増やし、炭水化物や脂質の量をこれまでより減らすだけでダイエット効果が期待できるでしょう。さらにタンパク質の最大のメリットは筋肉量を維持する効果があることです。ダイエットの重要なポイントに基礎代謝量のアップが挙げられますが、筋肉量の増加は基礎代謝量のアップに大きく貢献してくれます。少しハードさは増してしまいますが、タンパク質をこまめに摂りつつ筋トレを主とした運動が習慣化されれば太りにくい体へ改善することも可能です。ただし、腎臓の負担につながりますのでくれぐれも食べ過ぎには注意!
4.食事の最後に炭水化物を
ご飯が大好きという人にとっては食事の最初に食べたくなるものですが、前述したとおり、最初に野菜類、次にタンパク質、最後に炭水化物の順番に食べ方を変えていきましょう。こうすることによって急激な血糖値の上昇を防ぎ、脂肪が蓄積しやすくなるのも防止できます。さらに、食事の一番最後となればある程度空腹が満たされた状態であるため、少ない量でも満足感は得られるはずです。炭水化物は生命活動を維持するのに必要な栄養素のため、エネルギー不足に陥らない程度に必要な量は食べるようにします。普段お茶碗一杯分食べるのであれば、その2/3くらいに量を減らしてみましょう。夜は活動量も下がるため、もし炭水化物を抜くのであれば夕食時が好ましいです。ダイエット中の炭水化物摂取はご飯を主体とし、ラーメンやパスタなど麺類は避け、パンを食べるのであれば全粒粉やライ麦パンに変えるなどしてカロリーや糖質量を極力抑えるように工夫しましょう。
まとめ
お正月太りをしてしまっても、紹介したような食事の仕方を変えるだけでダイエット効果が期待できます。食べる順番は太らないためにもとても大切です。キツい運動や極端な食事制限などしなくても、この食生活をしばらく続けて体型改善につなげてみてはいかがでしょうか?
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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