POSE & BODY
尾骨の働きを理解しよう|ヨガ解剖学
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1.仙尾関節の屈曲
尾骨を孤立化させて前方に屈曲しよう
節からの屈曲という極めて限定された動きを示していることがある。この屈曲は、骨盤底の筋肉を働かせることで生まれる。坐骨がはっきりと感じられる硬いところに座り、坐骨や背骨を動かさずに尾骨を動かす方法を探ってみよう。その動きを感じるには、筋肉の働きを徹底的に抑える必要があるだろう。このような小さな変化が骨盤底から上部まで、背骨全体の組織をどう変化させるのかに注目しよう。
2.仙骨の起き上がり
仙骨の基底部と尾骨を前方に動かそう
骨盤と背骨下部が自由に動くよう立った姿勢になろう。ここでもう一度仙尾関節を屈曲する。仙骨の両脇と骨盤がつながる仙腸関節のところで、それ以外の動きを感じただろうか? この前後に傾く動きが仙骨の起き上がりとうなずきだ。手を骨盤の一番上に置き、仙骨と尾骨が起き上がるとき、左右の骨盤が動かない状態をイメージしよう。これは呼吸や神経系にどんな影響をもたらすだろう? 骨盤や腹部に普段とは違う力がかかるのを感じることもあるだろう。
3.骨盤の後傾
骨盤の上部を後方へ動かそう
仙骨を起こそうとしたときのことを思い出そう。そのとき、骨盤全体も一緒に動こうとしただろうか? 骨盤全体も含めた大きな動きになると、それは骨盤の後傾と呼ばれる。骨盤を後傾すると、骨盤や仙骨、尾骨だけでなく、股関節や腰椎にも動きが生まれることがわかる。そのときの姿勢や、他のどの動きを行い制限するかによって、腰椎のカーブが平らになったり、股関節が伸展したり、あるいはその両方の動きが起こったりする。
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