抱えすぎずに手放せば心も整う|ヨガ講師に学ぶ!スッキリ快適な【インテリア実例集】
オンラインレッスンでどうしても目に入るのが、背景のインテリア。家にいる時間が増えた今、快適な空間を目指したいもの。そこで、スッキリと暮らす4人の実例をもとに整え方や片付けるコツなどを取材しました。
抱えすぎずに手放せば「整う」。ヨガと片付けは似ています
「もともと精神的に抱えすぎるきらいがありましたが、ヨガに出会って不要な思いは手放せるようになり、心が軽くなりました。部屋も同じで、置くものは本当に必要なものなのか、きちんと考えることが大切。いらないものを手放せば、気の流れも良くなり、好きなものだけに囲まれるので気分も上がり、心も整います」
コロナ下で家にいる時間が増え、快適に過ごせるようにさらに処分したものと植物やアート小物などプラスしたものがあるそう。それでもごちゃついて見えない色使いやアイデアを伺いました。
◆コロナ下で処分したもの
・本…本棚に入りきらずにあふれていた本を思いきって処分。その数、なんとダンボールで5箱もあったとか。
・ヨガウェア…お気に入りのウェアだけを残し、着なくなったものを断捨離。捨てるのはもったいないので、リサイクルへ。
ベースを3色で揃えるとアートやグリーンが映えてごちゃつかない
キッチンカウンターは物置にならないよう、季節の花を飾って。差し色に使うものも人工的なものは避ける。
バイロンベイで手に入れたムーラダーラ・チャクラの絵など、ヨガに関連するアートな小物を差し色に。額縁に入れず、壁になじませるのがスッキリポイント。
オンライン時、白い壁だと殺風景に見えるので、アクセントに壁に一輪挿しを取付け。
自然を感じるため集めているグリーン。鉢は白で統一し、白タイルを敷いてコーナーを演出。圧迫感がなく広く見える。
◆スッキリ3カ条
1.基本カラーは白・ベージュ・緑に
大地と木を感じるベージュ、木のグリーン、安らぐ白が基本。ベースを3色に限定すると、小物で色が入ってもスッキリ見える。
2.収納スペースに物を詰め込まない
見えないからと詰め込むと、出し入れに苦労し、結果的に物があふれ出して乱れる。また、不要なものにも気づけなくなる。
3.物は出しっぱなしにしない
片付けを後回しにするほど大変になり、物が出ていると掃除もしにくい。片付ける習慣をつけるのが結果的にラク。
キッチンに物を置かず隠す収納にしてスッキリ!
非常食や薬、スパイスやお茶など、雑多なものはパントリーの棚に隠して収納。段ごとに収納するものを決めてあるのですぐに取り出せ、使い漏れがなく、無駄も省ける。
普段使いの食器類はキッチン下の引き出しに。一目瞭然なので使い勝手よし。
食器棚にはお気に入りの器を飾り、生活感を排除。逆に野菜や果物は隠さず、ディスプレー。
ヨガスペースは清潔を心掛けヨガマットは必ずたたむ
ヨガを行うスペースはセージをたき、氣をクリアに。日常とヨガの切り替えスイッチであるマットは、その都度片付け。
ヨガマットや道具類は天然素材の白のバケットヘ。
処分前は本を前後2列に収納していたが、1列分のみにして余裕感を。セージなどのアロマオイルは棚に白タイルを敷いて並べ、清潔に保管。
お話を伺ったのは…井上敦子さん
インテリア系企業の会社員を経て、インドに渡ってヨガを学び、帰国後講師に。2018年にヨガニードラ集中講座を新設、2020年より指導者養成を行っている。
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