コロナ太りした私が－5キロ！ 痩せ体質になるために変えた「たったひとつの習慣」

見事にコロナ太りした私

自粛生活が始まった頃、家で過ごす時間がぐんと増えた方が多かったのではないでしょうか。私もその1人です。必要な移動以外は自宅で過ごし、家でできるオンラインでの仕事を中心としてヨガ講師の活動を続けていました。そうするうちにだんだんと生活リズムが崩れ始め…もともと太りやすい体質であることも手伝って、すっかり体重が増えてしまいました。その頃の写真を見てみると、顔がまんまる！ヨガをする時も、片手で体を支えるのポーズがかなり大変でした。

自然と体重が落ち始めた！変えたのは○○だけ

体が重たくて動きにくさを感じていたので、少し体重を落としたいと思ってはいました。けれど食べることが大好きなので、ファスティングなど食事を大きく制限できる自信がありません…。そこでまずは乱れた生活リズムを見直すことから始めてみることに。すると！なんと日に日に体重が落ち始めました。食事は相変わらず好きなものをしっかり食べていたのですが、なぜなのでしょう？実は変えたのはたった1つ、「睡眠時間」だけなのです！

夜更かしすると太りやすくなる？

以前から夜型の生活を送っていましたが、自粛生活中はすっかり夜更かしが板についてしまいました。夜中の2時まで起きているのは当たり前。遅い時は3時、4時と起きていることも少なくありませんでした。けれどこの夜更かしが“太りやすい体質”のもとだったのです。

早寝早起きが“痩せ体質”を作る理由3つ

なぜ睡眠時間を見直して早寝早起きをするだけで、体重が減りやすくなるのでしょうか？3つの理由を見てみましょう。

1.脂肪燃焼が促される

深い眠りについた時に分泌される「成長ホルモン」はダイエットの強い味方。なんと脂肪を燃料として分解し、体の組織を修復する働きをもっています。つまり眠りが浅かったり短かったりすると成長ホルモンによる脂肪燃焼カロリーが落ちて、太りやすくなってしまうのです。一般的に十分な睡眠を取った場合約300カロリーを消費すると言われています。早寝早起きをすることで生活リズムも整い、しかも脂肪燃焼効果がアップするなら嬉しいことづくしですね！

2.ストレス食いが減る

早寝早起きには、まだまだいいことが！朝日をしっかり浴びることで、“幸せホルモン”と呼ばれる神経伝達物質「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは精神の安定に深く関わっている為、不足するとイライラしたり気持ちが不安定になることも…。お腹がすいているわけでもないのに心の穴を埋めるかのように食べてしまう時は、もしかしたらセロトニン不足なのかもしれません。“痩せ体質”になるは、早起きしてカーテンを大きく開けることから始めてみましょう。

3.夜食を食べなくなる

夜遅くまで起きていると、ついつい食べてしまう夜食。余分なカロリーを摂取した上に、朝起きても体が重たくて運動もしたくない…。これでは太りやすい体質まっしぐら！けれど早く寝ることで自然と夜食を食べることが減り、悪循環を断ち切ることができたのです。夜食を食べずに寝ると、朝から体が軽いこと！起きた瞬間からテキパキ動けるので、一日を気持ちよくスタートできるようになりました。

自分が一番快適な体になろう

実は、体重が減ったことよりも嬉しかったことがあります。それは体重が増えた時も減った時も、「私」を変わらず好きでいられたこと。体型は「私」そのものではありません。ヨガでは、体は「私」が人生を味わう為の「乗り物」と考えられています。人生も「乗り物」も人それぞれ。誰かと比べる必要はありません。人生という旅を楽しむ為に、自分にとって一番快適な体でいられたらいいですよね。もしも「最近体や心が重たいな」と感じていたら、ぜひ早寝早起きを取り入れてみてください！心身ともに軽やかに、よりスッキリとした毎日を過ごせますように。