【目が疲れている人ほどキツイ?!】「目のヨガ」で疲労具合を確かめよう

 【目が疲れている人ほどキツイ?!】「目のヨガ」で疲労具合を確かめよう

目のヨガをしたらありえないほど大変…それは、スクリーンの見過ぎによる疲れが原因かもしれない。

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先週、コロラド州ボルダーに集まったヨガジャーナルのチームは、幸運にも9月・10月号のカバースターであるイングリッド・ヤン医学博士のクラスを体験することができました。クラスでは、足のエクササイズ、グラウンディングポーズ、簡単なツイストなどを行いました。私の体はこのアーサナの練習を切実に必要としていたので、とてもいい気分になりました。その後、ヤンさんは目のヨガの練習を始めました。

目にほとんど問題のない私は(両眼1.0)、自信を持っていました。これまでで一番簡単なことだと思っていたのですが、そうではなくなりました。数秒で涙が流れ始め、痙攣しました。「何これ、今までで一番苦しい」と思いつつ、私は素早くまばたきをして気を紛らわせていました。(余談ですが、まばたきがこれほど素晴らしいと感じたことはありませんでした。)

なぜこのような苦痛を伴うエクササイズをするのでしょうか?ヤンさんは、目のヨガは、一日中スクリーンを見続けた後に行うのに最適な練習だと言っていましたが、私たちは今、それをたくさん行っています。しかし、スクリーンを見ている時間が長ければ長いほど、私たちの目は疲れてしまいます。要するに、皆、非常に疲れきった目で生活を送っており、目をエクササイズすることに慣れていない私たちにとって、目のヨガはとてもつらい練習になります。幸いなことに、目のヨガを定期的に行うことで、この状況を変えることができます。2016年の研究では、目のヨガを定期的に実践することで、目の疲労を劇的に軽減できることがわかりました。

では、目のヨガとは具体的にどのようなものなのでしょうか?

目のヨガのやり方

・まず、ヤンさんは動きの間、頭を完全に静止させるように指示しました。

・次に、空を見るように目を上に動かし、その後、右肩越しに見るように目を右に動かすように言われました。

・視線の方向が決まると、その方向を永遠のように見つめ続けます(よく考えてみると、8秒くらいでしょうか)。この一定の方向への視線は、下や左、対角線上(左上、右下など)など、あらゆる方向に繰り返されました。

この練習で気づいたのは、自分の目は思ったよりも弱く、もっと鍛えるべきだということでした。目は一日中、見たり、読んだり、まばたきしたり、(時には)泣いたりしているのですから、少しでも楽にしてあげるべきなのです。

私の言葉を信じたくないですか?それは構いません。私の同僚にも、目のヨガの体験談を聞いてみました。

「イングリッドが初めて目のヨガを教えてくれたとき、おかしなことが起こったわ。目が開いたままにならなかったの」とヨガジャーナルのデジタル・ディレクター、エリン・スカルダさんは述べています。「何度も何度も、目を左、右、上、下、斜めに動かした途端、目が潤んできて、まぶたが自然と閉じてしまったの。これは太陽のせいだと思ったわ。室内に入れば、このような単純な動きも簡単にできるはずだって。でもそうではなかった。涙が出て、無意識にまばたきをしてしまい、目を開けようと顔をゆがめてしまうの。なんでこんなに大変なの?!」と。

ほら、私だけではないでしょう。ヨガジャーナルのブランド・ディレクター、トレイシー・ミドルトンさんも同じような経験をしていました。

「横を見る?大丈夫。下を見る?問題なし。上を見る? 涙が出て、目を開けていることができず、体が痛くなってしまったわ。太陽のせいにしたいところだけれど、こんなに集中して上を向くことは滅多にないわ(これは人生についても言えることかも)」。

あなたも目のヨガに挑戦してみませんか?眼精疲労に効くヨガをチェックしてみましょう。そして、目のヨガがきつく感じたら…ちょっと、気をつけて。

教えてくれたのは…エレン・オブライアンさん
エレン・オブライアンはヨガジャーナルのスタッフライター。ライフスタイル、カルチャー、健康分野を得意とする。Twitter: @ellenobrien0

ヨガジャーナルアメリカ版/「We Tried Doing Eye Yoga—And It Was The Hardest Thing Ever

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By ELLEN O'BRIEN
Translated by Hanae Yamaguchi

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ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



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