【落とし穴】「食べない」ことがかえって太りやすくなる理由って?食べながら痩せるためのポイント

 【落とし穴】「食べない」ことがかえって太りやすくなる理由って?食べながら痩せるためのポイント
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2021-11-12
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②朝ごはんはきちんと食べる(欠食しない)

朝食
朝ごはんはきちんと食べる(欠食しない)

欠食は太る原因になります。特に朝食は一日のはじまりのエネルギー源となる大切なもの。朝食抜きをしてしまうと必要なエネルギーを作り出せないため代謝機能が低下してしまい、栄養不足に陥った体は飢餓状態であると判断し、肝臓に脂肪を溜める性質によりかえって太りやすくなってしまいます。

③PFCバランスを保った食事をする

PFCバランス
PFCバランスを保った食事をする

ダイエットにおいて、栄養バランスが適正かどうかはとても重要です。まず1日の食事の中で3大栄養素と呼ばれる炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスを保つようにします。厚生労働省のエネルギー産生栄養素バランスによる1日のエネルギー摂取量のうち、糖質は50~65%、たんぱく質は13~20%、脂質は20~30%を目標にと定めています。糖質を極端に減らしたダイエットをする人も多いですが、糖質は運動や脳を働かせるためのとても大切なエネルギー源。不足すると運動の途中でバテたり、脳が働かなくなる場合もあります。また、脂質を20%以上とっていいとはいえ、肉の脂や揚げ物、クリームなどに含まれる飽和脂肪酸をとり過ぎると中性脂肪やコレステロール値が増大し、内臓疾患のリスクを高めます。脂質はコレステロールを減らし内臓疾患の予防にもなる青魚やオリーブ油、アマニ油などに含まれる不飽和脂肪酸からとるようにしましょう。

④サプリのみに頼らず食事の中で野菜をしっかり取る

野菜
サプリのみに頼らず食事の中で野菜をしっかり取る

野菜にはビタミンやミネラルなどが豊富に含まれており、それらが脂質や糖質の代謝促進につながります。緑黄色野菜だけでなく、果物、きのこ類、海藻類も合わせて種類多く食べるようにしましょう。食事の最初に食べることで血糖値が急激に上昇するのを抑えたり、食欲を抑えることもできます。たまに、ビタミンやミネラルといった栄養素を食事からとらずサプリメントで補っている人もいますが、あくまでサプリメントは食事からとることのできなかった栄養を補助するためのもの。過剰に摂取すると健康を害するリスクがあるともいわれています。

⑤自炊することで具材や味付けを自分好みに調整する

自炊
自炊することで具材や味付けを自分好みに調整する

コンビニや外食、インスタントでの食事は1食のうちに含まれる脂質や糖質、塩分量が高い場合が多いです。さらに、カロリーは高いのに量が少なく腹持ちが悪いと感じることもあります。ダイエット中の食事は必要な栄養素やカロリー量をきちんと把握することが大切。そのため具材や味付けを自分用に調整でき、何よりコストも抑えられる自炊がおすすめ。自炊が苦手で今までやっていなかった人も、1gあたりの栄養素を確認しながら自分で作ってみると達成感や満足感も生まれ、ダイエットが楽しくなるかもしれません。

⑥夕食が遅くなる場合は、分食で調整する

夜21時以降の遅い食事は、体が脂肪を蓄積しやすい状態になるため糖質や脂質が多いと太りやすくなります。どうしても夕食が21時を過ぎる場合、昼食と夕食の間の空腹時間が長くなってエネルギーが足りなくならないよう、分食して夕方に糖質を補うようにします。夕方からは脂質は極力控え、21時の夕食では分食ですでに補った糖質も控えるようにし、消化しやすい温野菜やスープ、煮魚など、負担の少ない食事で済ませるようにしましょう。

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君嶋瑠里

君嶋瑠里

2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得



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