「腹八分目に医者いらず」誰でも簡単に"腹八分目に食べる"ためにできること
食べ物が美味しい秋の時期。今年も、在宅勤務やおうちで過ごす時間が長いことも影響して、”ついウッカリ”食べ物に手が伸びてしまうことはないでしょうか?今回は、”ウッカリ”食べすぎてしまう人におすすめの暴飲暴食を防ぎ”腹八分目”にするために食べることが大好きなわたしが普段から意識することについてお話したいと思います。
腹八分目に医者いらず
よく「腹八分目に医者いらず」ということわざを耳にしますが、”ついウッカリ”してしまうことってありますよね。
食べることが大好きなわたしも、特に一人で食べることの多いお昼ごはんの時は、”ついウッカリ”食べすぎてしまうことが多々あります。お腹が満腹になって満たされるのもつかの間…食べすぎるとお腹が張ってしまうことや消化不良で排便に支障をきたしてしまうことも。
ことわざにもあるように、「健康のためには、満腹するまで食べないで、八分目ぐらいでやめておくのがよい」というのは理にかなっていることで、科学的にも食べすぎることは肥満や生活習慣病、そして老化につながるとも言われています。
実際わたしも「ちょうど良くお腹が満たされた時」の方が明らかに体調も心の余裕もあったりすることから、どんな時でも腹八分目を守ることがいかに重要かということを身を以て感じました。
わたしがどのようにして過食を防いでいるか、ポイントをご紹介します。
腹八分目にするためにわたしが心がけていること
1日3食食べる
最近は色々な健康法があり、「朝は食べない方がいい」「朝が一番たくさん食べたほうがいい」など様々な意見がありますが、わたしは3食を食べています。
3食食べることの狙いは、極端な空腹を避けるため。例えば朝ごはんを抜いてしまえば昼ごはんにはお腹がとても空くのではないでしょうか。すると、腹八分目以上に食べてしまいます。
食べ過ぎることも病気の原因になりますが、食べなさすぎることも病気の原因を生む恐れがあるのです。
お腹が空いていないのに無理して食べるのは胃腸に負担がかかってしまう恐れがあるので、調整する必要があるとは思いますが、朝と夜は消化に良い食事を、お昼ごはんではしっかりめに食べるなど調整するのがおすすめ。これは、アーユルヴェーダの考えを参考にしていており、お昼ごはんは1日の中でも消化力が高い時間帯と言われています。
お皿に盛る量を調整
食べる時に、お皿に盛り付ける量に注意!
食べる量は人それぞれの体質によって変わってきて、両手をお椀状にしたくらいの量が目安と言われています。もし量が分からない場合は、いつも食べている量よりも少なめに盛り付けてはいかがでしょうか?もし足りないようであれば、おかわりをすれば良いので、まずは自分が食べる量を知るために、少なめに盛り付けるのがおすすめです。
ながら食べはしない
一人で食事をしていると、つい”〜ながら食べ”をしてしまう方も多いのではないでしょうか?わたしも、スマホをいじり””ながら”、You Tubeを見”ながら”、オーディオを聴き”ながら”など、かなりの”ながら食べ名人”。
忙しい現代人は食べている時以外でも、何かと”ながら”をしがち。”ながら”の悪いところは、たくさんありますが、中でも集中力が散漫してしまうことは、腹八分目への意識が希薄なものになってしまいます。
誰かと食べている時も同じ。できればしゃべり”ながら”も最低限にして、食べることへ集中するようにすると、腹八分目への意識を持つことへとつながります。
マインドフルイーティング
『マインドフルイーティング』とは、マインドフルネスの一つの手法。『食べる瞑想』とも呼ばれていています。その名の通り、目的は食べることに集中すること。
マインドフルイーティングでは、5感を使って食べることがおすすめです。
”目”で何を自分で食べるか観察し、一口一口が多すぎないように量を調整。”鼻”を使って、食べ物の香りを嗅ぎます。できるものは”手”を使って触ってみましょう!赤ちゃんが食べ物で遊ぶのは、触覚を使って感性を刺激していると言われています。そして”口”では、味わって食べる。一口一口が敬虔であると捉えるとともに、咀嚼を増やすことで唾液と混ざり合って消化力が高まります。そして口で噛んでいる音を”耳”を使って観察してみましょう。
これだけやるのはかなり食べることを集中しなければできませんが、お腹だけではなく心も満たされて、腹八分目を意識するのにはかなりおすすめです。
食欲の秋も腹八分目を心がけよう
美味しい旬の食材がたくさんある秋から冬にかけては、”ついウッカリ”食べすぎてしまうことも多いかもしれません。いくら美味しいからと言って、食べすぎしまって消化不良を起こしてしまってはもったいない!色々な食材を楽しみたいのであれば、欲張らずに少しずつの量を楽しむのもおすすめです。
食べすぎしてまうことことが多い方の参考になれば嬉しいです。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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