【究極のアンチエイジング】空腹こそが健康のカギだった! 話題の「16時間断食」のやり方と注意点

 【究極のアンチエイジング】空腹こそが健康のカギだった! 話題の「16時間断食」のやり方と注意点
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半田葉子
半田葉子
2021-09-06
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なぜ16時間なの?

身体が飢餓状態になり、オートファジーが働きだす目安が、最後にものを食べてから約16時間後と言われています。食事を20時に終わらせ、翌日の12時までの間断食をするとちょうど16時間になります。
※脂肪の燃焼は最後にものを食べてから約10時間後と言われています。

植物とオートファジー

トマト
photoAC

みなさんはトマトに極力水をあげないことでトマトが甘くなる栽培方法を聞いたことはありませんか。

オートファジーは人間だけでなく、動物や植物にもある機能とお伝えしましたが、このトマトの栽培方法はそのオートファジーの力を利用しトマトが持つ本来の甘さを引き出す栽培方法であると言えます。オートファジーは植物でもさまざまな研究がされており、オートファジーの活性化が植物の成長を促し、そこから取れる種の量や大きさにも関係していることがわかってきています。

植物も動物も人も同じ、自らの力を内側から活性化することで栄養から得られるものとはまた少し違う形での「再生と活性化」ができるのです。

内臓とオートファジー

私たちが口から取った食べ物(栄養)は食道を通り、胃で消化され、小腸で消化・吸収・大腸で吸収され、最後に老廃物が尿や便として排出されます。16時間断食をすると、その間内臓には食べ物が入りません。食べ物が入らないと臓器は本来の働きをする必要がなくなるので、それぞれ「臓器の回復」を始めます。食べ過ぎ飲み過ぎで胃酸過多で炎症を起こしていた胃は、その回復を始めます。小腸は動き続けているので(蠕動運動)、腸壁にこびりついていた食べ物のカス(グルテンや脂など)が少しずつ取れ始めます。

日本人女性の死因第一位が「大腸がん」であるのはご存知ですか。大腸に便があるうちは大腸はそれを吸収し続けます。便秘がちな女性は何日も大腸に溜まった便の素を吸収し続けてしまいますので、16時間断食と同時に排便にも注意をしましょう。

腸の詳しい働きについては||【医師監修】痩せない・肌荒れ・冷え・生理痛・憂鬱…全て腸に原因があるかも?「プチ不調が整う腸活」||でも解説しています。

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