【股関節が動かしづらい人】股関節のつまり解消にはお尻をほぐせ!可動域を取り戻すほぐしとストレッチ
股関節を動かした時にひっかかりを感じたり、つまりを感じることはありませんか?筋肉の硬さが解消されればそれは緩和されるかもしれません。今回は股関節のつまりを解消するためのストレッチ方法について紹介します。
股関節のつまりはなぜ起きる?
脚を上げたり、ガス抜きのポーズなどで膝を胸に引き寄せたりする時、脚の付け根の辺りが引っかかって体幹部にうまく寄せられないと感じることがありますよね。体が柔らかい人を見るとすんなり胸に膝を引き寄せられているのにどうしてだろうと思ったことはありませんか?
股関節を前面に深く曲げようとした時に感じる引っかかりは、股関節周辺の筋肉の硬さが原因です。日常生活の中で長時間座りっぱなしの姿勢でいる人や股関節を動かすことが少ない人に現れることが多く、特にお尻の硬さは太ももが前方に移動してしまうため、股関節を深く曲げた際に腸腰筋がつまりを起こして可動域が制限されてしまいます。
可動域を取り戻すほぐしとストレッチ
お尻の筋肉が硬いと股関節を深く曲げる動作がしにくくなってしまいます。お尻の表層にある大殿筋、インナーマッスルである深層外旋六筋(梨状筋、外閉鎖筋、大腿方形筋、内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋)、やや外側にある中殿筋などの筋肉をほぐします。深層外旋六筋はインナーマッスルであるため、フォームローラーを使ってマッサージすることでほぐしやすくなります。
やり方
フォームローラーの上にお尻を乗せ、上の図の筋肉群に効かせられるようお尻の外側や真ん中にあてて体を動かします。
さらにお尻の筋肉をストレッチします。仰向けの姿勢から両膝を立て、片方の足首をもう片方の太ももの上にかけ膝を横に開きます。両手で立てている方の膝裏を抱き抱え、胸に引き寄せます。お尻の伸び感を感じられればOKです。
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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