【ダイエット中でもOK!薬膳鶏肉レシピ】むくみ、身体のだるさ解消「ささみの山椒オイル漬け」
長続きする雨や夏の湿気で、何となく「身体がだるい」「むくみ」「朝起きれない」なんてことはありませんか?それは、身体の中に「湿(しつ)」が溜まってるからかもしれません。それが続くと「水太り」になってしまうので、デトックスが必須。デトックスレシピには野菜が多いですが、今回はダイエット中でもOkな鶏肉料理。気軽に手に入る「ささみ」を使った薬膳レシピをご紹介します。
薬膳デトックスレシピで身体の余分な水を排出して、むくみ解消
こんな人は「水太り」や、身体に「湿」が溜まってるかも?
- むくみやすい(特に下半身)
- つかれやすい、重だるい(特に寝起きなど)
- 倦怠感、眠気
- 雨の日は体調が悪い
- 手足が冷える
長雨や台風、クーラーの冷え、夏の湿気で身体の中に「湿(しつ)」がたまると、消化吸収を行う胃腸を司る「脾(ひ)」の元気がなくなってしまいます。その結果、未消化物や余分な水が身体に溜まり、倦怠感、むくみ、重だるさなどを引き起こします。
余分な水の排出を促す代表的な薬膳食材
水太りさんのダイエットの基本は「水の排出を促す」つまり、「デトックス」です。代表的な薬膳食材は、そら豆などの豆類、キュウリ・冬瓜などの瓜科、トウモロコシなどです。
肉類よりも「野菜中心」のレシピが最適なのですが、ダイエット中でもお肉を食べたいときもありますよね。そんな時に、おススメなのが「鶏肉のささみ」を使ったレシピです。ささみは消化にも良いですが、他のお肉類と比較しても、お財布にも優しいのがうれしいです。
今回使用する水を巡らせる薬膳食材「鶏肉」「山椒」
鶏肉
- 胃腸を司る「脾(ひ)」を元気にして消化機能の促進
- むくみ・だるさ改善
- 不正出血・下痢の買い残
山椒
- 食欲増進・胃もたれ
- 食中毒予防
簡単に作れる「ささみの山椒オイル漬け」をご紹介
1)下準備
鶏ささみ(3~4本、約250g)のすじを取り、塩(小さじ1)、砂糖(小さじ1/2)をふりかけ軽く揉み込む。10分放置しキッチンペーパーで水気をふき取る
2)表面に火を通す
鍋に、水(100cc)、コンソメ(小さじ1/2)、オリーブオイル(50cc)、胡椒と山椒(粒の場合は事前に細かくしておく)をお好みで振りかける
※ささみが1/3くらいオイルから出るくらいで大丈夫
火にかけ、表面が白くなってきたら裏返す
3)中まで火を通す
表面全体が白くなったら、火を消して蓋をして30分程度放置し余熱で中まで火を通す
保存容器に移して完成
とっても簡単ですよね。冷蔵庫保存で3~4日はもちますので常備菜にも最適。むくみ解消効果のある、スナックエンドウ、キュウリやトマトと一緒に食べてもより効果的です。
アレンジ可能な薬膳食材を紹介
その他、体調に合わせて、お好みのスパイスでアレンジしてみるのもおすすめです。その際の唯一のポイントは、ササミには臭みがあるので「臭み消し」の効果のあるスパイスを使うことです。
生姜
- 身体を温めて、代謝を改善。クーラーなどの冷えにも
※生より乾燥した生姜の方が、生姜特有の香りを抑え、より温める効果が高いのでおすすめです
ローズマリー/迷迭香(めいてつこう)
- 身体を温めながら血と水の巡りを促進し、頭痛やむくみを改善
ローリエ/ローレル/月桂樹(げっけいじゅ)
- 胃腸を元気にして消化促進。関節痛や神経痛の痛みを和らげる(炎症緩和)
湿気の多い日本の夏を、おいしく乗り越えましょう。
AUTHOR
yoyokampo/世世漢方
ハードワークの会社員から、漢方スタイリストの道へ。20代後半から感じる、顔の疲れや老け、だるさなど病名のつかない ”何となく” の身体の不調改善のため、ヨガ(RYT200)や漢方・薬膳を本格的に学ぶ。日々の生活のちょっとした工夫で、ヘルシーで美しいカラダになれるヒントを発信中。また2020年、きれいな海を求めて地方移住をし、週休4日の働き方を実現したフリーのリモートワーカーでもある。
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