「フードエンパス」を知っていますか?|せきねめぐみの、肩の力を抜くごはん

 「フードエンパス」を知っていますか?|せきねめぐみの、肩の力を抜くごはん
Megumi Sekine
関根愛 
関根愛
2021-06-10
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その①ストレスの原因を見つけて、取り除く

では、フードエンパスはどうしたら過食を防ぐことができるのでしょうか。個人的な実感も含めてまず第一に挙げたいのは、ストレスの原因を特定し、できるだけ取り除くこと。具体的に、自分はどんなときに過食しているか?=何がストレスになっているか?を自覚していくことです。

なぜこれを第一に考えるかというと、エンパスだけに限らないことですが、多くの現代人がストレスと食生活の深い関係の中でもがいているのを常に感じているからです。中にはこの2つの事柄の深い繋がりに気づかないまま、苦しみの循環から抜け出せず出口が見えなくなっている人もいるように思います。

もちろん生きていくのに必要なストレスというものもちゃんとあります。ストレスを感じるからこそ人はより良く生きていこうとする、原動力のような部分としてのものです。ただ、それとは別に「日常的にストレスがあるのは当たり前」という状況の中で自分を騙し騙し生きている人があまりに多いのではないでしょうか。取り除いてもいいストレスはちゃんとあります。

私の例で見てみると、ストレスを感じる時としてこんなものが挙げられます。PC作業などで電磁波を長時間浴びているとき、人混みにいる時、大勢の人と話さなければならない場にいる時、仕事や人間関係がうまくいかない時、さみしい時。こんな時に感じるストレスから、お腹も空いていないのについ、ネガティブな感情を押し流すために何かを口にしたくなります。

そんな自分の状態をまずしっかり自覚した上で、避けられるシチュエーションは意識して、避けるようにしていく。人混みには用がない限りむやみに行かない。PC作業時はこまめに休憩をとったり、作業時間を決めてそれ以上はやらない。無理して人付き合いしない。やりたくないことはやらないために、どうしたらいいか考えるなど、意識してストレスを避けていくようにします。

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関根愛 

関根愛

俳優を始めた十数年前よりアトピーなどさまざまな心身の不調を感じてきたことで、薬に頼るのをやめて自分の体の声を聴きながら養生していくために自然食を始める。「じぶんらしく生きるための食養生」をテーマにInstagramやnote、Youtubeで日々発信をつづける。マクロビオティックマイスター。映画制作者、ライター、翻訳者としても活動。座右の銘は「山動く」。



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