「巻き肩」になっていない?気持ち良いのに効果テキメン【巻き肩解消「大胸筋・肩甲骨」ストレッチ】
皆さん、デスクワークが長くなったり、スマートフォンを見る時間が増えていませんか? その時の姿勢はどうなっているでしょうか? 背中は丸く首が前に出ていませんか? なんだか最近身体が疲れやすい、むくみやすくなった方は、巻き肩になっているかもしれません! 今回は、セルフチェック法から解消ストレッチまでご紹介していきます。
巻き肩からくる不調とは
巻き肩が原因となる身体の不調は、様々です。いつくか例を挙げると。
首肩のコリ
巻き肩になると、肩が正しい位置ではなくなるため、肩周辺の血流が悪くなり、首や肩のこりにつながっていきます。
呼吸が浅くなる
肩が内側に入ると、胸の筋肉も収縮した状態になります。呼吸をする時に肺が思うように膨らむことができず、浅い呼吸になってしまいます。呼吸が浅くなると身体全体に酸素が届きにくくなり、そのため疲れやすくもなります。
むくみやすくなる
鎖骨にはリンパ節があり、身体全体のリンパの最終地点となっています。巻き肩になって胸側の筋肉が収縮することで、鎖骨周辺の巡りも悪くなってしまいます。リンパの流れが悪くなると、全身の老廃物が滞留しやすくなってしまうので、むくみやすくなってしまいます。
巻き肩セルフチェック方法
①鏡を使ったチェック方法
鏡の前にいつもの姿勢で立って見てみましょう。鏡はできるだけ全身が映るもの、もしくは手のあたりまで映るものがベストです。この時、手の甲はどう見えていますか?
手が体側にあり、手の甲が外を向いて鏡から見えない状態であればOK。もし手が前もも付近にあり、手の甲が鏡側を向いて見えている場合は、巻き肩の可能性があります。
②腕を使ったチェック方法
まず肩幅くらいに足を開いて立ちます。そこから腕をできる限り耳に近付けながら、上がりきる限界のところまでバンザイをして下さい。この時、腕がどの位置まで上がっていますか? 耳より後ろまで上がっていればOKですが、耳よりも前までしか上がらなければ巻き肩の可能性があります。
巻き肩解消ストレッチ
では、早速、巻き肩を解消するストレッチをご紹介していきます。無理せず、ご自身の出来る範囲で行ってみてください。
大胸筋のストレッチ
① うつ伏せになり、両手は肩の高さで横に開いていきます。
② 右手でマットを押し、身体を横に向けていきながら、右足は曲げてマットにつけておきます。
※足の指がつくくらいでもOKです。痛気持ち良いところでストップ!
③ 余裕のある方は、左手を斜め上に移動させると伸びが深まります。
④ 反対側も行いましょう。
肩甲骨ストレッチ
① 薬指か小指のみを肩に当て、肩をゆっくりと3〜5周まわしていきます。
肘で大きな円を描くようにしていきます!
② 反対回しも行いましょう。
普通は肩に手を添えて回すと思いますが、筋肉の関係上、肩甲骨を大きく回しやすくするために、薬指か小指のみを肩に当てて、肩を回します。
そうすると、肩だけでなく、肩甲骨の動きも良くなっていきます。
巻き肩を解消して疲れにくい身体を手に入れよう!
いかがだったでしょうか? 人は、手を前に出す動きは日常生活でも多いので、巻き肩になりやすいです。少しでも時間があったら取り入れてみてください!!
AUTHOR
長沢美月
アルカリストダイエット創始者。自分自身が何をやっても変わらない体型に悩み、ダイエットに890万円以上費やし、身体を変えた経験からオリジナルメソッドを構築。体型に悩む女性をゼロにする。という夢に向かい、20代から60代まで幅広く、健康美を作り上げている。 2021年まで日本テレビ『ズームイン!!サタデー』のキャスターとして活動。 Instagram:@mizuki_yoga_、@mizuki_@mizuki_0212
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