野沢和香さんに学ぶ!内なる声を聞く方法【自己肯定感が高まるヨガ】
最近、よく聞く「自己肯定感」。ポジティブな言葉ですが、一方で難しく感じる人も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、自己肯定感について野沢和香さんがアドバイス。具体的な方法を伝授します!
Today’s key word 自分とコミットして自己肯定感を高めよう!
「調子が良い時も悪い時もOK!」とそのままの自分を肯定するには……?
いつも自分を肯定するのは、意外と難しいものですよね。でも本来、自己肯定感は誰もが持って生まれたもので、成長して社会経験を重ねていく中で、人と比べて落ち込んだり、挫折したりして、その感覚を思い出せなくなっているのだと思うのです。
自己肯定感を取り戻すには、自分とのコミットが大事。何があっても自分の味方でいると決め、心の声を聞いて必要な言葉をかけ、自分に優しいコミュニケーションをとることが大切。もし「自分が嫌い」という声が聞こえてきたら、そんな自分もまずは認めてあげて。自分を好きになれないのは理想が高く、頑張り屋の証拠。「それくらい頑張っている自分も素敵だよ」と、自分に優しい言葉をかける練習をすることで、少しずつ少しずつ自己肯定感を取り戻すことができ、だんだんと高められていくと思います。
その練習にぴったりのポーズが、クラウンチャーサナ。自分に寄り添いながら、ポーズ中の体や心の声を聞いてみて。
内なる声を聞くポーズ
クラウンチャーサナ
練習のポイントは、体の声にしっかり耳を傾けながら行うこと。はじめは膝が伸びなくても OK。自分の体と丁寧に向き合う自分を認め、今できることを褒めながら、少しずつポーズを深めていって。
【Step 1】
骨盤を立て、左膝を曲げ足先を後ろに向ける
両脚を体の前に伸ばして座り、骨盤を立て床と垂直にする。左膝を曲げ、左足のかかとをお尻の横に近づけ、足先を真っすぐ後ろに向ける。左脚のふくらはぎの肉を後ろにかき出すようにして、左右のお尻に均等に体重をのせて。
これでもOK!
膝を曲げたときに痛みや違和感を感じる場合は無理をせず、膝を外に開いて行って。体の声を聞き、自分のヨガを行うことが大事。
【Step 2】
右膝を立て、太腿とお腹を近づけて足裏を持つ
右膝を曲げて立てる。右腿をお腹に近づけ、両手で右足裏を包むように持つ。このとき、背中が丸くならないように背筋を真っすぐ伸ばすことがポイント。両手で足裏を持つのが辛い場合は、足裏にフェイスタオルやストラップをかけてもOK。
背中を長く伸ばし、体の声を聞きながらゆっくり膝裏を伸ばす
骨盤を立て、背筋を伸ばし、吐く息で右足を床から持ち上げる。肘を横に広げながら無理のない範囲で、ゆっくり膝裏を伸ばしていく。背中を長く伸ばし、右脚を体に近づけて5呼吸キープ。反対側も同様に。
こうなってしまうなら…
頑張って膝裏を伸ばそうとするあまり、背中が丸くなるのはNG。体に負担がかかり、腰痛などの原因に。
これでもOK!
膝を伸ばすのが辛い場合は、背筋を伸ばし、太腿とお腹が離れない範囲で少しずつ練習しましょう。
がんばった自分をハグして褒めてあげて!
モデル&ヨガインストラクター…野沢和香さん
雑誌『STORY』(光文社)やCMなどで活躍するモデル。2007年にRYT200を取得後、ヨガインストラクターとしても活躍。2018年6月にRYT500を取得。
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