そのストレッチ法、合っている?体がなかなか柔らかくならない本当の原因とは
日ごろからヨガやストレッチを行っているにもかかわらず、それでも体が柔らかくならないという人もいるかと思います。その理由は行っているストレッチ法が合っていなかったり、効果のないものになってしまっている可能性があります。今回はそんなストレッチのありがちなミスと効果を上げる方法について紹介します。
そもそも体が硬くなるのはなぜ?
姿勢と筋力の関係
人体の骨格のバランスは、脊柱がS字カーブを描いて重力を分散させることで安定しています。このバランスが保たれるのには姿勢を維持する抗重力筋が適切に働いてくれているかがポイント。多くの人は姿勢の崩れにより体の背面にある筋肉が硬くなりやすく、その結果猫背などの不良姿勢になりやすいです。また、スポーツなど何かしらの特定の動作によっても筋バランスが崩れてしまうことも。日ごろの自分自身の動作の癖が筋力や柔軟さに大きく影響してしまうのです。
緊張が硬さをつくる
筋肉が適切に働けない、伸ばしても可動域が狭いというのは、その筋肉が長く使われずにいたために起こります。体にとって運動習慣というのはとても大切で、筋肉は収縮させたり伸張させたりすることでその柔軟さを維持しています。さらに言えば、若い頃にどれだけ運動習慣があったかで40代以降の体が動けるのか、それとも衰えてしまうかの差が生じてしまいます。歳を取ってからだと若い頃と比べてなかなか動かしにくくなってしまいます。運動は先送りしても何も得なことはありません。気がついた時から少しずつ運動習慣をつけたり、全身のストレッチをしたりして機能性を獲得、維持していきましょう。
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AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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