【免疫力を下げない食生活】基本の重ね煮と小松菜を使ったアレンジおかず3選
野菜中心の、健康的な食生活を送りたい。そう思う人は少なくないでしょう。だけど実際は、忙しくて自炊もままならない、あるいは、自炊しようと野菜を買ったのにうまく使い切れずダメにしてしまう...そんな経験をした方も少なくないのでは?今回ご紹介するのは、野菜本来の美味しさを引き出しそのパワーを取り入れられる「重ね煮」という調理法です。決して難しくない、だから続けられる、そんな素敵な調理法を連載形式でご紹介します。
新春最初の重ね煮は、にんじん・玉ねぎ・きのこを使った基本の重ね煮に、冬が旬の小松菜を合わせた簡単で身体に優しいアレンジをご紹介していきます。
小松菜は寒さに強く、数回霜が降りた後の方が甘味が増し、葉も柔らかくなって美味しくなるそうです。ビタミン・ミネラル・カルシウムなどの栄養素も豊富で、免疫力のアップも期待できます。小松菜を重ね煮にしても美味しい味が出ますが、シャキシャキした食感が落ちてしまうので、生のままや軽く茹でて、後から重ね煮のアレンジと合わせることをお勧めします。
お正月で疲れた胃を、甘い小松菜と重ね煮の料理でゆっくり休めてくださいね。
基本の重ね煮
【材料】
にんじん‥‥‥ 80g 細めの千切り
玉ねぎ‥‥ 200g 千切り
きのこ‥‥‥‥ 100g 2.3mmスライス※(えのきは4cm幅ぐらいでカットしてほぐす)
※しいたけ・えのき・エリンギ・しめじなど、何種類か混ぜると味わいが増します。
差水‥‥‥‥‥‥50cc
【作り方】
- 鍋底に塩をひとつまみ振り、きのこ→玉ねぎ→にんじん→の順に重ねてから、上にもひとつまみ塩を振る。
- 差水をしてから蓋を閉め、極弱火にかける。
- 良い香りが立ってきて、にんじんがある程度柔らかくなったらそっとかき混ぜて出来上がり。タッパーなどに移して冷まし、冷蔵庫で保存する。※3~5日くらい保存可能です。
美味しくするワンポイント
保存容器の底にたまっている汁が重ね煮野菜の旨味エキスです。よくかき混ぜて重ね煮に絡めて使う事により、少ない味量で味が決まります。
美味しく食べきるためのアレンジアイデア
重ね煮アレンジ① 小松菜と重ね煮の卵とじ
【材料2~3人分】
重ね煮‥‥‥‥‥‥150g
小松菜‥‥‥‥‥‥100g 3~4cm幅カット
ちくわ‥‥‥‥‥‥1本 斜めスライス
卵‥‥‥‥‥‥‥‥2個
ごま油‥‥‥‥‥‥小さじ1
こしょう‥‥‥‥‥少々
(調味料)
しょうゆ‥‥‥‥‥大さじ1
みりん‥‥‥‥‥‥大さじ1
酒‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
水‥‥‥‥‥‥‥‥150ml
【作り方】
- フライパンにごま油を引き、ちくわを軽く炒める。
- 調味料を入れ、煮立ったら重ね煮、小松菜を入れ中弱火で3分程煮込む。
- 味が馴染んだら卵を溶いて流し入れ、お好みの硬さに仕上げ、こしょうを振って出来上がり。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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